我が子よ
2000年12月14日 木曜日
「不妊治療の精子・卵子提供、兄弟姉妹も容認 厚生省委 」だそうである。(参照)
どういう事かと言うと、つまり今までは、卵子・精子の提供者は、匿名の第三者に限られていた。
それがこの度、厚相の諮問機関である「厚生科学審議会の生殖補助医療技術に関する専門委員会(長い)」によって、兄弟姉妹の提供を認めたのだ。「血のつながりを求める声に配慮」だそうである。
みなさんは、これを聞いてどう思うだろうか。
生まれてきた子供が大きくなったら、どうも自分の弟とそっくりだ。そりゃそうよアナタ。だってこの子の生物学的父親はアナタの弟さんなんですもの。そうかそうか、あははウッカリしてたよ。…。こんな事態になった時、俺は正気を保っていられるかどうか自信がないし、こんな複雑な家庭環境で子供が真っ当に育つかどうかも自信が持てなさそうだ。
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かと言って、匿名の第三者もやはり気が引ける。可愛い(はず)の我が子が、実際は、どこの馬の骨とも知れぬ男と自分の妻との間に産まれた子供である事を、全く気にせずに可愛がれるかと言われたら。そりゃ、ねぇ。
俺だったら、養子を迎える。もしくは諦めるだろう。しかし、男性と女性ではまた捉え方も違ってくるのだろうか?
まぁこんな事を、俺が考えても、宇宙旅行と同じ位に現実場慣れしてるんですけどねっ。