あらゆる芸術は音楽の状態を憧れる

2001年2月2日 金曜日

今日は、Charisma*のライブだったので、疲労困憊していまして、今すぐにでも泥のようにぐっすり眠りたい状態ですので、ライブの模様や裏話や面白エピソードなどは、明日に譲りたいと思います。

*LUCA(宮本)が率いる、カリスマ的人気を誇るヴィジュアル系バンド。

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昨日の予告通り、というか結局昼更新なぞせずに次の日になりましたが、昨日を振り返ってみたいと思います。LUCA様代打日記、はじまりはじまり。

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リハーサルが終わると、俺はいつも喋らない。ライブ前の緊張感をプラスに変え、精神を統一して己を高める為だ。そして、メンバーも気を使ってそんな俺には極力話しかけない。
その日も、いつものように俺はヘッドフォンをして自分の世界に没頭していた。普段はこんな時はツェッペリンのライブテイクからジョンボーナムのドラムソ ロなどを聴いている。だが、その日は違った。俺の耳にエンドレスで飛び込んでくる娘達の歌声。そう、僕らのマストアイテム、例のベスト盤だ。
あぁ、人生って素晴らしい。これぞ音楽の、いや芸術の極みだ。ギリシャの古代から、芸術は音楽と共に、そして音楽は女性と共にあったのだ。
これに比べたら、今俺がやってる音楽ってなんだ?
変な格好の男が集まって雑音をかき鳴らし、ひっくり返った金切り声をあげる。なんてこった。全然駄目だ。バンド止めよう。脱退だ。解散だ。終幕だ。

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そんな心持ちのまま、ステージにあがる。俺がセレクトしたSEが流れ、客電が落ちる。SEが終わり、シンバルカウントと同時に音の洪水が溢れ出す。ドラ ムの叩き出すタイトなビートに建物は揺れ、ベースのうねりが脳髄を刺激し、ボーカルの歌声が観客を陶酔させ、そしてギターの旋律がライブハウスを支配し、 オーディエンスの熱気と俺達の呼吸は一体となってますます高みを目指す。あぁ、これだよこれ。これこそ、俺がやっている音楽だ!
機械音にのって女が歌って踊っているだけの商業音楽に用はない!
熱狂のステージが終わり、涙ぐむファンの顔を見た時、もう俺に迷いは無かった。

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帰りの車の中。一人になった俺は、どこからともなくピンクのCDを取り出し、カーステレオに。

青春を謳歌する諸君に告ぐ!
我々は完っ全に楽しんでいるぅ!
さあ、諸君たちも共に、楽しもうではないか~!

(『Say yeah! もっとミラクルナイト』より >>mp

…。

あぁっ!どこまでも着いていくよ加護ちゃん!楽しもう!楽しもう!

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桃核でも紹介されてましたが、ここの企画、面白そうです。僕も登録しようかどうしようか迷ってます。
この企画のポイントは、「モー娘。ファンサイト」ではなく、「モー娘。を扱うテキストサイト」という所にあるようです。
ふと気づいてみれば、僕もここ数日、連日のようにモー娘。を扱っているような気が。
そして、それにも関わらずアクセス数は低下するどころか上昇しており、テレビ界の金言「モー娘。を出せば視聴率が取れる」を身をもって体験している次第なのです。マジで?


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