セビル・ロゥ
2001年7月17日 火曜日
きょ今日は、とある企業さんの最終面接だったんだな。
めずらしく時間どおりにいったのに、いっぱい、いぱーい待たされたんだな。かいしゃの出入り口の横のいすに座ってまたされたから、かいしゃを出入りするひとをずっとながめてました。たくさんの背広が、出たり入ったり出たり入ったりして、みんなお辞儀してました。ぺこぺこぺこりー。それはもうベリーペコリーでした。それをみて、ああ、しゃかいってこういうものなんだなぁと理解したのですよ。入り口付近だったので、たまに背広さん達と目が会うので、ぼくも背広なのでおじぎしなきゃいけなくて、なんだか居心地がよくなくなってきたので、ぼくはでっかいパキラの後ろに椅子をずらしてみたんだな。パキラの葉っぱはキレイなミドリで、なんだか落ちついたので、ぼくはパキラにそっとおじぎをしてみたんだな。そしたら、なんだかふわっと返礼してくれたような気がしたので、ぼくはうれしくなったから、今度はこっそり声をかけてみたんだ。「よ・よう、すてぃーぶ。ちょうしはどうだい?」ってね。
でも、よくみたらそのパキラは造り物だったんだな。ぼくはなんだか悲しくなって、下を向いて石ころを蹴った。ころころ蹴った。
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結局、僕の前に受けた人が30分押しだったので、つまり彼(彼女)は1時間半も重役と話した事になります。
バランスを取るためでしょうか、僕の面接時間は30分で終わりました。……。どうなんだろう?
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