時の流れは不思議なもので

2002年2月1日 金曜日

 SUICA(スイカ)を買いました。
「ピピッ!」という音と共に、音も無く(あるけど)扉が開いて改札を通過できて、ちょっと興奮。ハイテクだ。
(これはJR東日本が発見している乗車カードで、自動改札に挿入せずにカードでタッチパネルに触れるだけで通過できる、という優れものです。参照。
 カードも、中にICチップを内臓しているせいか分厚くて、鈍い銀色に輝いている。
 またこのカードの利便性は「タッチアンドゴー」だけではない。なんと使い捨てではないのだ。入金(チャージ)すれば繰り返し使い続けられるので、僕は携帯のように塗装したりシールを貼ったりしてカスタマイズしようと思ってます。シャア専用SUICAイオカードとか。

 昔々「自動改札」というシステムが導入された時は、利用者はみんな憤慨したものです。面倒臭い。なんでわざわざ定期券を取り出して機械に通さなくてはいけないのか。それ以前は、改札口に駅員が立っていて、全ての乗車券を素早くチェックしていたのだから。
 しかしこのSUICAシステムによって、自動改札はようやくかつての1人の熟練駅員の目に追いついたといえるのかもしれない。

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 このシステムをさらに突き詰めて行くと、異業種間の複合によって、クレジットから電車から銀行まで、全ての機能を1枚のカードをチラッと通過させるだけで出来るようになる。かな?
 さらに進化させると、カードからマイクロチップになり、戸籍情報もIDとしてメモリーされるようになる。(国民総背番号)
 そしてさらには生まれた時に脳外科手術で、直接
脳に2mm程度のICチップとして埋め込む事が義務付けられて。
(ここまで行くと銃夢の世界だ)

 なんだかワクワクしてきた。もっともっと時代を早送りすると、今我々が使っている携帯電話からこのPC程度の機能はそのチップが果たせるようになって。
 今こうしてモニタに映し出されているような情報は、電気信号として直接視床に投影される。
 キーボードの入力機能は、言語野と直結でOK。
 サイトの更新も巡回も、電車の待ち時間に出来るようになる。(みんな突っ立ってボンヤリしたりニヤニヤしたりしている)
(話を進めすぎた。ここまで行くと多分電気羊の夢を見るようになる。)

 で、そうなるとみんな脳内テクノロジーコミュニケーションに飽きて、洞窟の壁に絵を書いたり、粘土板に象形文字を書いたりするのが大ブレイク。

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