本当の気持ちはきっと伝わるはず GO GO

2002年2月24日 日曜日

 今日はもう寝て、明日の朝イチで更新しよう。
 疲労していたり酔っていたりで、そんな考えがふと頭をよぎる事もある。

「今日出来ることは明日でもできる」
 僕の好きな言葉の一つだ。

 だが実際には、往々にして「明日に延期したものはあさってに持ち越される」のだ。
 するとあさってになっても、「明日でいっか」となり、ずるずると延長されて行くであろう事は明白である。

 そもそも、今日の日記を明日書いたら、それはもう「今日の日記」ではないのだ。
 何を当たり前の事を、と思われるかもしれないが、言葉の定義の問題だけではない。
 今日思ったこと…いや、今まさに感じているこの瞬間の気分。
 それは、今日、今説明しなければ嘘になってしまうのだ。
 明日になってから今日のことを書いたとしても、それは「明日のフィルターをかけた、今日と言う過去」を書くことになるので、同じ人間が書いても真実の昨日ではないのである。

 ある作家が「『実はあの頃、君が好きだった』というのは最もドラマになりやすい」と言った。卒業10年後の同窓会などで聞かれそうなセリフである。
 しかし、これがドラマになるのはドラマの中だけで、現実では後から言ってももう遅いのだ。

 気持ちに冷蔵庫は無い。今、この時の思いを伝達しなくてはそれはきっと腐ってしまう。
 言いたいこと、書きたいことがあったら、じっくり考えて上手くまとめられるようになってから出そうとするより、たとえ混乱していてもその時の気持ちのままをぶつけてみたほうがよっぽどリアルに伝わるんじゃないだろうか。
 行動を保留して、今という瞬間を薄めながら生きるよりも、きっとその方がいい。

…というのは実は昨日考えていた事なんですが、やっぱり1日くらいなら持ち越しても大丈夫みたいですね。良かった良かった。

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