世界中がひなまちゅり

2002年3月3日 日曜日

 批評家に対して、「そんな偉そうな事を言うんだったら、自分で作ってみろ」と言ってはいけません。
 彼らは、批評すること自体が仕事だからです。おすぎに映画が作れないのと同様、サイト批評家には批評サイト以外は作れません。(中には水野晴郎のように、自らも面白い作品を作れる人もいますが。)

 政治に関してもそうで、新聞や雑誌を読んでいると、かなり鋭い論考を発表している識者がいます。しかし彼らも政治評論家であって、政治家にはなれない。また彼らも分をわきまえているから、自らが政治家になろうとはあまり考えない。批評が政治家や首相に読まれることを願って文章を発表するだけです。

 批評家、評論家が鋭い論考を発表することができるのは、大局を俯瞰できるからです。将棋や碁の世界に「傍目八目」という言葉がありますが、まさしくそれです。傍で見ているから、当事者ではないからこそ全体像が見えるし、客観的意見を発する事が出来得るのです。

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 ただ、いざ自分が碁盤の前に座って見ると、なかなか思うようには動けない。八目のうちの七つくらいは閉ざされてしまう。

 自分でやってみようとすれば、映画には資金や時間の制約があり、政治には政財界のしがらみや裏社会との関係があり、サイト批評には自意識の罠や六芒星の呪縛が待ち構えているのです。

 自分自身すらも、碁盤上のコマの一つとして、俯瞰する視点を持てれば良いんですけどね。それは本当に難しい。こんな文章を書いちゃってる僕にはまだまだ到達できない、神の一手。

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 小泉首相がこんなことを言ってました。「学者に話を聞くとね、みんな言うことが違う。『首相!断固改革を推し進めて行くべきです!』『雇用問題が最優先です!』 だから、結局自分を信じて自分で決めるしかないんだよネ」
 僕の元にも、「もっとモー娘。ネタを書いてください!」というフォームと「悪いけど、モームスネタは読み飛ばしてます」というフォームが同時に届く。一体どうしろと。
 結局自分の好きなようにやるしかないんだネ。

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デマゴーグは『スケープゴート』で羊トークンを出し、神のカードか『信頼回復』の魔法カードが回ってくるまで、『小休止』のカードを使って時間を稼ぐといいと思います。


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