日記について本気出して考えてみた
香港とシンガポールで、日本からの輸入製品に対して撤去・回収命令が出されたようです。 理由は、対象製品に同国で使用を禁止している人工甘味料「ステビア」が含まれていたからとの事。
このニュースで少し驚いてしまうのは、ステビアが禁止されている国があると言う事実です。日本では10年くらい前から認可されている甘味料「ステビア」。
では、今まで僕らが飲んできた「ポカリスエット・ステビア」はなんだったのかと不安になる。実は身体に悪いものだったのか?
しかし、これと似たような事はどこにでもある。
ある所で良しとされているものが、別の所では悪だったり。そういう事は往々にしてあるのだ。
同種の事件で記憶に新しいのは、イスラム教圏で日本から輸出された「味の素」に、ポークパウダーが使われていた問題。宗教が絡んだ時、この問題は最も解りやすい形で現れます。その地域の宗教によって、価値観は時として180度転換する。
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「猿の惑星」も、こうした「価値観の転換」をテーマにした映画といえるだろう。
主人公がある惑星に漂着したら、そこは猿が人間を支配する世界だった、と。
実はこのストーリーは、原作者ピエール・ブールが大東亜戦争での捕虜体験を元にして書いたものだった、というのは有名な話。文明人であるおフランス人が、猿だと思っていた日本人に捕虜として扱われると言う「価値観の転換」。
主人公マーク・ウォルバーグの猿顔に失笑、衝撃のラストにげんなり。映画単体としての評価は、可も無く不可も無くといった感じですが、リメイクとしてはどうだろう。猿惑シリーズに深い思い入れのある人からすると不可なんだろうか。
ハリウッド映画で「日本人の隠喩」というと、他には『グレムリン』が有名です。それでもちゃんと言葉を喋っているという点では猿惑のほうが随分マシな扱いなのかも。
僕は今、ネットのモーヲタ界を離れて、「モーニング娘はケナして当たり前」という世界に身を置いています。価値観の大転換。崩壊。
早く元の星に帰りたいです。
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ところで、4月上旬の平日に花見大会を開こうと思っているのです。無職に優しい99式。(企画倒れの可能性も。)