ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・ミヤモト

2002年3月22日 金曜日

<X-MEN>
 ツタヤで迷った末に借りずに帰ってきたら、次の日にWOWWOWで放映してくれました。やった。

 実は僕はX-MENが結構好きで、CAPCOMから最初に出たゲームも結構やったし、昔一週間だけやったネタサイトのトップ絵もマグニートでした。10年くらい前にDECOが出したキャプテンアメリカ&ジ・アベンジャーズもやりこんだものです。(X-MENじゃないけど)

 で、そんなノスタルジックな想い出を巡らせつつ、この映画を見てみたのですが。
 あれ?こんなあっさり終わるの?という感じでした。予告編を2時間見せられた感じ。差別や迫害を受ける異能者として生きる悲哀やとまどい、敵ミュータントとのバトル、プロフェッサーXとマグニートの因縁、ウルバリンとローグとの間に生まれるささやかな恋…。
 そういう様々な要素を、ハリウッドエンターテイメント式に全部詰めこんでみたはいいが、欲張り過ぎて全部中途半端なのです。

 しかし、一番文句を言いたいのは衣装。SFXや特殊メイクやアクションの技術は高いのですが、衣装が地味過ぎる。ウルヴァリンがコスチュームを手渡されてそれを着て出動したりするのに、それがただの黒いウェットスーツみたいなの。
 やはりウルヴァリンは黄色と黒のバカみたいに派手な格好をしていて欲しい。サイクロップスは青でマグニートは赤だ。
 マグニートに至っては、普通のオッサンが変なメットをかぶっただけに見える。原君も言ってたけど、敵の親玉なんだからもっと格好良くしてくれ。こうだ、こう
 アメコミ的彩色は「クール」じゃない、という判断があったんだろうけど、X-MENをクールでスタイリッシュな映像にしてどうするというのだ。それは「ハンバーガー、肉抜きピクルスだく」、「プリングルス無味無臭」みたいなもので、全くナンセンスだ。
 唯一、完全に再現できていたのはプロフェッサーXの髪型くらいだ。

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 こうして見ると、やはり今度作られるという実写版ドラゴンボールにも、あまり期待はしない方が良さそうである。
 ゴクウはマトリックスのキアヌで、とか平気でやっちゃいそうなところがハリウッドの恐ろしさだ。
 もしも僕がプロデューサーだったら、ゴクウ役はケイン・コスギにやらせたい。日本語版で、ケインが「オッス、オラ悟空!」とか真顔で言ってるのを想像するだけで楽しくなってくる。
 まあ、上空100mで光線を飛ばしながら戦うシーンがちゃんと出来てればそれで良いんだろうけど。

 あ。気が変わりました。ケインにはやっぱりヤムチャ役をやって欲しい。そしてサイバイマンと戦うところを見たい。ゴクウ役はジャンクロードヴァンダムとかチャックノリスとか、まあ適当でいいや。

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