チャーリーズ・テキスト

2002年3月28日 木曜日

チャーリーズエンジェル 矢口さんの感想のように、とりあえず「面白かった」と言っておこう。可能な限りエンターテイメントに徹しようとする姿勢は、すがすがしい。セクシーな美女、派手なアクション、爆発、特撮、カーレース…。楽しくない、とは言えない。全く頭を使わずに2時間楽しめる。皮相的でありつつも、『オースティンパワーズ』的おバカさ加減や、『マトリックス』的香港製アクション、キューブリックへのオマージュなどがシャカシャカと混ぜ合わされている。手間と金と情熱と時間とををかければ、ある程度見応えのある映画は作れるということか。

 ただ、詰め込み過ぎで散漫な印象は否めない。特にアクションシーンは、本格派や武術マニアの人からすると色々文句もあるだろう。(僕がそうだ。) だがDVD特典のメイキング映像にやられてしまった。監督の熱意、キャストの努力、スタッフの苦労、最新の技術…。こんなものを見せられてしまったら、ケナシづらいじゃないか。好感度が上がってしまうじゃないか!(エンジェル達は、週5で1日8時間のアクション指導を受けたのです!うわー) 他には、『シャイニング』のセットをそっくり再現したシーンやラブシーンなど、金と労力がかかってそうなシーンが惜しまれつつもカットされていた事もわかる。色々雑多につめこむ映画だからこそ、「削る」という作業が重要な意味を持ってくるのだろう。

 「テーマを絞らずに、色々とやりたい事をつめこむ」というと、99式もそうである。ここで決まっているのは、「文章を毎日書く」という事だけで、あとは出し惜しみせずに全部突っ込むだけである。しかし、だからこそやはり「削る」という作業の重要性を痛感する。(一昨日の日誌は、その「削る」過程がわかるように、推敲前と推敲後の文章を並べてみたのだが、どうだろうか。)

 カクテルの名作に、「シンガポール・スリング」というものがある。これは前世紀にラッフルズホテルで誕生したローカルなカクテルだが、当時は9種類もの材料を使って作っていた。しかし、その後5種類の材料で作るレシピが発表されるると、またたく間に世界に広がったのだ。これも、余分なものを「削る」という作業の重要性を語るエピソードである。
 日記やコラム形式ならば、5~6段落くらいで書くのがちょうど良いだろうか。ただ、逆に「形式の破壊」「余計な言葉」にこそ日記の面白さがあるとも言えるのだけど。
 世の中には、法則の数だけ例外がある。

(1,013字)

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・・雑記
・敵のCreepy thin man、ああいう悪役は好きだ。格好良い。
・今日は僕もシガーを喫った。
・フィオナ林檎(沙希)さん、とうとう見ましたよ。
・ドリュー・バリモアが知り合いに似ている。でもそいつが誰だか思い出せない。
・僕のTVはワイドサイズじゃないので縦長になる。バリモアも痩せて見えるよ。


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