Don’t think… move!
2002年4月5日 金曜日
一つところに手を置いて、そのままじっと動かさずにいると、やがて自分の手がどう置かれているのか、何に触れているのかが解らなくなる。感覚が鈍化し、そこに慣れるからだ。
だから我々は、ある物体の「手触り」を確かめようとするとき、たえず手を動かして、対象物をなでまわす。
同じように、人間としても、一つの場所に安穏としていれば感覚が麻痺し、精神が淀んでしまう。
サメは、泳ぎ続けていないと呼吸ができなくて死んでしまうという。彼らは、生きる為には寝ている時でも回遊しつづけなくてはならないのだ。
僕らも泳ぎ続けなくてはならない。サメのように。
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考えるな。動け。
窒息しない為に。
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