覚え書き

2002年5月16日 木曜日

 この前、VSくまプー戦(4/27~4/30)の後でふと思ったことがあった。
 確かに僕は伝えたい事がある、とは書いたけど、それだけで文章を書く訳じゃ無かったはずだ。
 書きたいから、書く。本来ならば初期衝動としてはこちらに近い。
 当たり前の話だけど、「伝えたいから、書く」のと「書きたいから、書く」のは全く違う。
 その上で「書きたいし、伝えたい。だから書く」場合だけでなく「書きたくないけど、伝えたいから、書く」場合もあるだろうし、「書きたいけど、伝えたくない、でも書く」場合とか、はたまたそういった逡巡を経てもスキルが足りなくて上手く書けなかったり、PCがフリーズして消えてしまったりする事もあるだろう。
 さらにもう一つ付け加えるなら、「読まれたいから、書く」場合。
 「書きたい」のは表現欲求(あるいは創作意欲)、「伝えたい」のは伝達欲求、「読まれたい」のは自己顕示欲(あるいは表現欲求)。
 すると「書きたいけど、伝えたくない。けど読まれたいので書く」とか、もう色々と行動選択が増えて行く。

 世界中のPCの前でそんな無意識下の自意識的・紆余曲折をくぐり抜けて文章が生まれて、毎晩WEBサーバー上に数キロバイトの文字列がアップロードされているのだなぁ。 …と思うと感慨深い。ような気がしないでもない。

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 やはりというか、3つ共ポジで揃った文章に出会うと、イキイキとしているような気がする。

<!– よく考えると、「伝えたい」のと「伝える事がある」のは随分と違うんだけど、それはまた別のお話ということで目をつぶることにします。–>

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