県警vs個人忍者

2002年5月23日 木曜日

 ここ1年ほど、ずっと僕の脳裏にこびりついていた問題がある。
「免許が無い」
 つまり、僕は1年ほど、ずっと免許のない状態で生活し、車の運転をし、何食わぬ顔で市井に紛れていたという事だ。
 もちろん、僕は知る人知る自動車教習所日記を書いていたくらいだから、免許は取得している。しかしそれを1年近く前に落としたままずっと放置していたのだ。いわばモグリのドライバーである。髪の毛が半分白くて、顔にツギハギがある感じだ。

 まずは免許センターに電話してみた。「免許落としたんで、再交付していただきたいんですが…」
それならまず警察署にいって紛失届けを出してください。それから身分を証明できる物を持って、免許センターまで来て下さい。時間は8時から10時と、1時から3時です。
 なんて厳しい時間帯だ。しかも合計しても4時間だけかよ。

 とにかく頑張って早起き(12時)して、まずは警察署に向かう事にした。
 警察。
 僕は警察がニガテである。彼らは権力の象徴であり、国家的な暴力機構であり、軍隊をのぞいて日本国内最強の武装集団なのだ。怖い。
(ひょっとしたら、僕の乗っていたバイクがちょっとだけ特殊なもので、見つかったら必ず止められる、止められたら必ず違反切符を切られるバイクだった、という思い出も影響しているのかも知れない。)

 そんなことをつらつらと考えている内に、気がつけば僕は警察署の前に立っていた。
 さっきまで晴れていた空が薄曇りになり、風が吹いてきた。
 中に入ったら、どんな厳しい取調べを受けるんだろうか。
 油断なく警察署内に足を踏み入れると、意外に普通の役所っぽい感じでした。郵便局とか、市役所とそんなに変わらない雰囲気。
 しかもご丁寧に「運転免許」と札がさがっているカウンターがある。
「すいません、免許を落としてしまったので、再交付を…」
ああ、それだったらまずあちらのカウンターで受け付け用紙に記入してください。
 言われた通りのところに行き、紙に必要事項を記入して渡すと、紛失したのかと聞かれた。
「はい、1年くらい前に落として…」
じゃあ、先にあちらで紛失届けを出してください。
 言われた通りの所に行き、紛失届けを記入する。無くした日にちは2001年6月9日。(自分の日記で解った。こんなとき日記書いてると便利!)
 すると、どこで落としたのか、何が入っていたのか、何故落としたのかなど、詳細に渡ってきびしい尋問を受けた。
 やっと開放されてさっきの窓口に行くと、今度は住所を変更した場合は住民票が必要だと言う。
 言われた通りに警察署から役所の出張所までの長い道のりをてくてくと歩き、とうとう全て手続きを完了した頃には、日が暮れようとしていた。

 そこでやっと僕は気づいた。これが有名なたらい回しという奴か。レイアウトが役所っぽいと思ったら、やはりどこまでも役所だったのである。

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 まあとにかく、かねてよりの不安材料が一つ減って良かった。この調子で一つずつ片付けて行こう。

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メモ
免許を無くしてしまったら再交付しよう!
警察と免許センターと、どちらでも手続可能
警察署…近いけど、2週間かかる
免許センター…遠いけど、当日にできる

あと、視力検査とか敵性検査とか、そういうのは一切無いから安心だよ!(あると思っていたので怖くて今まで行かれなかった)

メモ2
紛失、盗難届は、電話でもできるらしいので、何か落としたら届けを出そうね!

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