フリースタイル日記系

2002年7月2日 火曜日

 昔読んだ『ドラえもん』でこんな話が合った。
 みんなで現代の物を沢山持ってタイムマシンで過去に遊びに行く。
 スネオは人気コミック誌を山ほど持って行き、それを模写して出版社に持ち込む。 そして「これは凄い才能だ!」と誉めそやされ、スネオはたちまち人気漫画家への道を上り詰めることとなる。
 ところが、連載がしばらく続くと、持ってきたマンガが尽きてしまい続きが描けなくなってしまう。スネオは全てを放り出して現代に逃げ帰ったのだった。
(他の面々の行動は忘れた。当時漫画家志望の小学1年生だった僕にとって、スネオの行動はあまりに印象的だった。)

 実に寓話的示唆に富んだ物語である。しかしストーリーのほころび(小学生なのに画力はプロ並だったのか?とかいうツッコミ等)はさておくとして、僕はこの話を読んだ時に、続きが非常に気になった。
 ドラえもんは「しょうがないなぁ」で済ましているが、そのパクられた漫画はその後どうなってしまうのか?
 ある日、才気溢れる新人漫画家が、自分の書こうとしていたものと全く同じ作品を目にした時の衝撃。

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 パクりは確かに良くないだろう。しない方がいい。
 バレた時に、自分の株も信用も地に落ちるからだ。失うものが何も無い時ならそれでも良いかも知れないけど、パクりによってサイトを積み上げてしまったらどうすれば良いのだろう。
 やはりそのまま積み上げ続けるしかない。嘘を嘘で塗り固めるのと同じだ。そしてそれはいつか必ず崩れ落ちる。

 モラルの観点からの「パクリ反対」ではなく、自衛としての「パクリ反対」。自分が可愛かったら辞めておいた方がいい。

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 それでもパクりたい場合はどうするか。 なるべくバレなさそうなところから、バレないように手を加えて持って来るといい。
 でないと、自分がパクった相手に気付かれてしまう。
 ちょっとぐらい弄られていても、自分が書いた文章なら他のところで見ても人は気付くものです。「あ、パクられとる!」と。
(実は某所で見付けてしまったんです。使っていただけて光栄です。ははは)

 つまり、いくらなんでもリンクしてるサイトの文章をコピペするなよ、と言いたい。 (あと、どうせならそっくりパクるかごっそり変えるか、どっちかにしてもらいたい。)

 まぁ、バレなかったらそれでいいのかと問われたら、そんなビクビク運営しててその人が楽しいならね、としか言えないが。

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 しかし、パクり問題って相当昔っからあるなぁ。僕が読み始めた頃、約3年前から、時折り思い出したようにパクリサイトが発覚しては叩かれ、登場しては潰されをずっと繰り返している。多分もっとずっと前からあったろうし、3年後も同じような光景が繰り広げられているに違いない。
 進歩がないのは人の営み、変わらぬものは虚栄心。

 そして相変わらず弱い、岐阜バンディッツ!(昨日の日記参照)
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 僕の記憶の中のその話は、微妙に絵の感じが違ったので、正規のドラえもんではなく、学習漫画系のバッタドラえもんだったのではないかと推測されます。情報求む。

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