ピートロ

2002年7月17日 水曜日

 なんとなくリニューアル。そう言えば、なんとなく長野の知事が辞めたらしいですけど、どうせまた再選なんでしょ。大阪府民と長野県民には選挙権与えちゃ駄目だよ。(暴言)

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・テキストサイト大全
 ぼちぼちと読み進めているんですけど、これ意外と面白いです。期待以上の仕上がりで、とりあえず読み応えはあります。一冊まるまるテキストサイト話の本なんて、究極の冗談のような、夢(悪夢)のような本ですよ。こういう本が売れたら愉快だ。おそらくこんな本は今後二度と出ないんじゃないだろうか。アイドルもリーマンも、ギャル子ギャル男クンも、ベッカム写真集とか買ってる場合じゃないですよ。これが成功したら、次はいよいよテキストサイト・ザ・ギャザリング(トレカ)や竹田自伝、原宿写真集の企画が実現する!ついでに九十九式傑作選を出して印税でうはうはだ。

 さて、そんな酔いどれ与太はさておき、さっき「一冊丸ごとテキストサイト話」と書いたけど、この本に書かれている文章がネット上にあがっていたら、それは「テキストサイト論」と呼ばれる事だろうと思う。
 そう考えると、「カリスマテキストサイト管理人に100の質問」という企画も、それぞれの管理人達の「テキストサイト私論」という風にも読み取れる。全体的に見て、「サイトを始めたきっかけ」の質問には初期衝動がうかがえるのでやはり興味深い。それも純粋な初期衝動ではなくて、「今にして思えば」というフィルターがかかっていたりするのもまた面白い。
 さて、その中でヘイブルの愛・蔵太さんが「これからサイトを始める人へのアドバイス」というところで「テキストを書くのはある種「放電」。容量の少ないバッテリーではすぐへばると思う」と言っている。これは以前からサイト上で言い続けている彼の持論のようだけど、実は僕もこれには結構同意なのだ。テキストを書く行為はアウトプット。確かifさんもそんな感じの事を書いていた。

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 そんな訳で、僕もこれからもうちょっと本を読んだり映画を見たり、といったインプット作業の比重を高めようかな、と思います。石橋さんの真似じゃないけど、僕もAmazon始めました。今後はこのシステムを使って、レビューがてら紹介しようと思います。このリンクを介してあなたが本を買うと、僕がちょっと嬉しい按配。どのくらいかというと、1000円の本が10冊売れると、500円分の図書券(アマゾン商品券)がもらえる感じ。

早速テキストサイト大全を紹介。

 でも、通販だったらソフトマジックから直接買ったほうが良いと思います。送料無料だし。(Amazonは1500円から送料無料。テキストサイト大全は1300円。)

ついでに今日関さんが熱烈紹介していたSILVER SUNも置いとこう。楽しいなぁこれ。

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 ただ蔵太氏の言う「高校生とか、若い人たちは、もっと生の人生を楽しんで欲しい。学び、遊び、生身の人間と語り合い、何か趣味を持ってそれを極めろ」というのは、まぁ解らなくもないんだけど、完全にオッサンの意見だなぁ。
「若い内に何か1つ自分が打ち込めるものを」とはよく言うけれど、もしも「それ」がテキストサイトだったらその人間はどうなるのか?

 とりあえず、精神がオッサン化してしまうと「面白いテキスト」が書けなくなる、と思う。これは僕の持論です。


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