無銭飲食の外人

2002年8月3日 土曜日

 久々にバイト日記でも書こう。

 今日は無銭飲食の被害にあった。
 そのアメリカ人は、先週来た時もトラブルを起こしたが、3000円しか持ってないのに4000円分飲んだ、という程度だったからちょっとまけて返してやった。
 だが一週間後の今日、そのテキサス野郎はまた一人でふらりとやってきた。今回はなんと一人で2万円近く飲み喫いしたのだが、俺が何度確認しても「今日は大丈夫」「問題ない」「キャッシュ持ってる」の一転張りだった。無礼を承知で何度も懐具合を尋ねたが、さすがに財布の中身を見せてもらうわけにもいかない。店で多少なりとも英語を話すのは俺だけなので、いつもガイジン担当に回される。(かといって能力給や特別手当が付くわけでもない。いい迷惑だ。)

 さて結末を言ってしまうと、そのテキサス野郎は一万円札どころか、財布すら持っていなかった。そのロン毛でヒゲのアメ人は「俺はヒッピーだ」とかしきりにほざいていたが、一体どうやって逃げおおせるつもりだったのだろうか。

 マスター不在の時にそのガイジンがふらふらと店を出て行くところを、先輩がしがみついて抑え、警備員が駆けつけ、めでたく御用となった。その後マスターは事情聴取の為に警察に行った。

 先輩は後でこう述懐した。
「あそこであのまま返したら、後で絶対(マスターに)叱られると思った」
 マスターはこう言った。
「あのガキ、ウチを舐めやがって」
 俺はこう思った。
「毛唐が、日本を舐めてんじゃねぇ」

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 自分が属する共同体に対する思い入れや忠誠心を延長したもの、それが愛国心なのだろうと思う。前述の先輩がそれを感じられるのはあくまでも自分可愛さの範囲内で、マスターは自分の店を守る事、愛国的右翼ナショナリストである俺は日本列島・大和民族だったというわけだ。

 だが決して悪い奴じゃぁなかった。あの調子で諸国を漫遊するのも楽しそうではある。
 しかしとりあえず、日本に来たら「コンニチハ」と「アリガトウ」くらい覚えろと言いたい。

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おおっ、ついに!?


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うーん…いまいち…ふつうですかなり良い素晴らしい (まだ評価されていません)
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コメント / トラックバック 1 件

  1. Says:

    無線飲食じゃなくて、無銭飲食です。覚えてください

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