NEWS OF THE WORLD

2002年8月7日 水曜日

ロック・ユー!』という映画を見た。劇場公開されたのは結構前の話になると思うのだが、テレビでスポットCMを見た時に「面白そうだな」と記憶の片隅にとどめていたのを、たまたまビデオ屋で見つけて手にしたものである。

 CMではクィーンをBGMに騎士の馬上槍試合(トーナメント)をやっていて、『クレア・デーンズのロミオとジュリエット』みたいな、古典的題材を現代的解釈で作るロックムービーとかそんな感じかなぁ」と思っていたのですが、なかなかしっかりした作りでした。主題が「対決型スポーツの興奮」と「英雄的行為」と「真実の愛」といった感じなので、そんなに本格的に中世的世界が描かれているわけではなく、考証もかなり怪しいのですが、その分逆に素直に楽しめます。甲冑を着込んだ騎士同士がぶつかり合うシーンは、迫力があって見応えあり。日本人が「やぶさめ」を見るような感覚か。と同時に槍試合自体は、恐らく現代でいうプロレスやK-1のような性格を持っているので、入場シーンの『We will rock you』が道理でハマるのでした。
 鑑賞後にちゃんと満足感。★★★☆☆

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 休日に少し行動範囲を伸ばしてみたら、近所でビデオ・DVDレンタルが300円の店を見つけた。一泊なら200円、8時間以内ならなんと100円という豪気な店である。さらばTSUTAYA。もうあの青い袋に会う事も無いだろう。寅さんを全巻制覇とかしてみようか。
 ふと、星を付けてみた。目安は以下の通り。
★1…もう見ねぇよ!ウワァァン
★2…眠い
★3…面白かった
★4…もう一度見てもいい
★5…傑作

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 さてこの映画を時代劇でリメイクするとどうなるか。
 武士・辰巳庄五郎は、諸国の御前試合や道場を渡り歩き、名声を得ている剣豪。その従者、下人の弥吉、助六。馬番の権太。ある日、主人が果し合いの直前に急死する。とっさに主人の衣服をはぎ取り、代わりに戦う弥吉。そこで勝ってしまったことに気を良くした3人は、そのまま偽武士として各地の試合に赴く。あれよという間に連勝し、弥吉は「辰巳竜ノ進」として有名になって行く。えーと、正義感の強い竜ノ進は「殿様」、助六は「千石」、権太は「たこ」と呼ばれ、お江戸の悪を…。

…無理だった。

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 ニュース。これはリーダー的だなぁ。出所後に書き下ろし完結編とか刊行するんだろうか。


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うーん…いまいち…ふつうですかなり良い素晴らしい (まだ評価されていません)
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