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昨日の出来そこない文字列は、短文系を目指したわけではなく、縦読みでもなく、なんらかの暗号やアナグラムやアナハイム社ともまったく無縁です。ただ痛飲した結果、挨拶の一行目を書いたらそれだけで何も書けなくなってしまっただけ。
僕は朝起きるといつも、コーヒーを飲んで煙草に火を点けながら、前夜に何を書いたか回想する(病気)のですが、今朝は「あちゃ~」という感じでした。「ヒエー」とか。
昨日、ある人に「この間はすいませんでした」と謝られた。確かに数日前その人は結構酔っていたけど、しかし特に謝罪を必要とするような事はしていなかったと思う。
僕がそう言うとその人は「覚えていないんです」と言った。ああ、そうか。
酒に酔うといちいち記憶が無くなってしまう、あるいは記憶を無くしてしまう人が少なからず存在するようである。何かしら恥じるべき言動をしたとしても、それを知らずに次の日を迎えられるならそれはそれで幸せかもしれない。そしてこの種の人達は、自らの失われた記憶を求めて毎晩酒に溺れるようになるのであった!
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僕はどこまで酔っても脳の芯が残っているというか、翌朝には頭痛とともに前夜の記憶も克明に残っているのでつらい。周りの人が知っている事を自分だけ知らない、という事にならないのはいいけど。そしてこの種の人達は、酒の席での記憶を恥じて、忘れんが為に毎晩酒に溺れるようになるのであった!人類総アル中!
閑話休題
さて短文と言えば、短文ブラインドテイスティングという、プラッチックの企画を見つけました。(fYLB) テキコンなど、参加型のテキストランキングのようなものも増えてきましたが、これは短文でその優劣を競おうというもの。ブラインドテイスティング、めくら味見というのは、銘柄を伏せて利き酒をすることでして、この企画はその短文の作者が、ランク入りするまで明かされないというのもポイントかもしれません。これで、今一つ自信がなくて尻込みしている人も、名声を失う事に怯える大手サイトの人も安心して参加出来るのではないでしょうか。