アメリ

2002年10月25日金曜日

「誰かが薦めてたから観てみよう」というのもアリですね。アメリですね。
　おすぎが薦める映画は見たくなくなるけど、この映画は確かなっちが大好きだと言っていた。なっちが薦めるなら観てみようよ！というわけで、アメリ。

　フランス映画か。フレンチポップとかフレンチカンカンとかフレンチフライズとか、みんなとかくフレンチをつければオシャレになると思ってやがる。フランス人は調子に乗っている。とぶつくさ文句を言いながら見てみたら、オシャレでした。画質がちょっとセピアというか、オレンジがかった色彩で、テンポやタイミングもフレンチポップに心地良く。
　妄想系女子の暴走する日常！誰もアメリをとめられない！いつもの部屋が微妙に違う！冴えるアメリの悪企み！妄想・イン・ザ・モンマルトル！…といった感じの映画でした。
　途中にクスリと笑える場面（エスプリってやつか？そうなのかッ！？）もあり、最後には彼氏も出来てハッピーエンド。
　「今この街で何組の男女が絶頂を迎えているか」みたいな妄想は馬鹿馬鹿しくて好きです。
　しかし、付き合い始めるきっかけが「トイレでいきなり結合」ってのはどうなのか。それがフレンチ・スタンダードか？　日本で流行らなくて良かった。
　推奨環境は、女のコ一人、もしくは女のコ同士、あるいはカップル、のようなシチュエーションかな。僕は一人で見ましたが、面白かったですが。
☆☆☆☆