映画日誌
2002年11月9日 土曜日
「誰かが薦めてたから観てみよう」というのもアリですね。アメリです。
おすぎが薦める映画は見たくなくなるけど、この映画は確かなっちが大好きだと言っていた。なっちが薦めるなら観てみようよ!というわけで、アメリ。
フランス映画か。フレンチポップとかフレンチカンカンとかフレンチフライとか、みんなとかくフレンチをつければオシャレになると思ってやがる。おフランスざんすか。とぶつくさ文句を言いながら見てみたら、オシャレでした。ちょっと瀟洒な街並みにオレンジがかった画質で、テンポやタイミングもフレンチポップ。夢見るなっちが気にいるわけです。
広告
妄想系女子の暴走する日常!誰もアメリをとめられない!いつもの部屋が微妙に違う!冴えるアメリの悪企み!妄想・イン・ザ・モンマルトル!…といった感じの映画でした。
途中にクスリとできる場面(エスプリというやつか?)もあり、アメリの主体的変化は能動的行動に現れ、最後には彼氏も出来てハッピーエンド。誰にでもあるかもしれないちょっとした傾向や癖のようなものを、極限までディフォルメしたような人格なので、二人ともどちらかというと変人。
「今この街で何組の男女が絶頂を迎えているか」みたいな妄想は馬鹿馬鹿しくて好きです。
しかし、付き合い始めるきっかけが「トイレでいきなり結合」ってのはどうなのか。それがフレンチ・スタンダードか? 日本で流行らなくて良かった。
☆☆☆☆