九十九式です

2003年4月1日 火曜日

 部屋を片付けていたら、チキンドリアのサンプルが出てきた。見るからに美味しそうだが、カチカチだ。レストランの入り口にディスプレイされているアレである。ぼくはかれこれ7年くらい前にイタリアンレストランでバイトをしていたことがあって、辞める記念にと頂いてきたのだ。(イタリアンハンバーグと迷った結果、ドリアにした。)

 こんなものが未だに発掘されるあたり、ぼくの部屋の片付け作業がいかに困難なものか解ってもらえると思うけど、こういう「使わないけど捨てるにしのびない」品物というのは実に厄介だ。ゴミだったら捨てればいいし、確実に使うものだったらしまっておけばいい。問題はこのドリアのような「ガラクタ」系の品物と、「思い出」系の品物だ。ドライに捨ててしまえば片付くんだろうけど。

 とりあえずぼくは、そのドリアの剥製にラップをかけて、食卓に置いておいた。
「うわ、なんだこのドリア!カチカチじゃないか!」
 わははは、かかったな!今日が何の日か、忘れたのか!
「アラ、何よこれ!」
 わははは、ひっかかりおって!
綺麗に騙されてくれる我が家族。このネタ、もう毎年やって7回目なのになぁ。とニヤニヤしていたのも束の間、激怒した家族に囲まれて、ぼくは蝋で出来たカチカチのドリアを泣きながら食べさせられました。


 日本人選手がメジャーリーグでまた一つ快挙を成し遂げました。
祝!野茂・九十九勝完封!!
九十九勝ですよ九十九勝!
それにしても読売って新聞はなんなんだ。これだけの快挙にもかかわらず、夕刊の左下にちっちゃく記事があるだけ。対してヒットを打ったとかで、1面4面社会面と大暴れの松井は「日本の至宝」だそうな。野茂が100勝あげたら、さぞ大きい扱いにしてくれるんだろうな。ちなみに九十九式というサイトタイトルは、今日の野茂の記録にちなんで付けました。

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