たばこのはなし

2003年7月1日 火曜日

 特急の通過待ちをしていると、目の前で喫煙所の撤去作業が始まった。とうとうこの駅も全面禁煙に踏み切るのか!
 換気の難しい地下鉄の駅でタバコが制限されるのは解る。しかしここは風通しの良いJRの駅だ。なのにホームの端にある喫煙所に追い詰めて、奴らはそれでもまだ足りないと言うのか! 喫煙者に人権は無いのか。喫煙者に喫煙権はないのか!

 7月1日からタバコが値上がりした。1本あたり83銭の値上げである。このデフレのご時世に、値段が上がっていくものなんて、タバコとマクドのハンバーガーくらいのものである。下がっていくのは更新しない日記サイトのアクセス数であり、50年前から値段が変わらないのは物干し竿くらいである。
 要するに、値上げはけしからん、と言うことだ。1箱300円って、ダンヒルとかイブ・サンローランとかの値段だよ! これは紛れも無く、不当な社会的弾圧である。

 あと、なんでも、タバコを喫っていると合コンで不利になるそうだ。まぁ確かに向かい側の女の子が、鼻からマルボロの煙をむは~っと吹き出していたらちょっと引くかもしれないが(鼻毛伸びてそうだし)、男もしっかりポイント減なのだ。合コンで不利ということは、多分オフ会でも不利ってことだ。スーパー不利ーってことだ!

 しかし、こうして弾圧がその厳しさを増していくと、早晩大変な事態を招くことだろう。第二次大戦の戦禍はいかにして引き起こされたか? 第一次大戦の戦勝国が、敗戦国であるドイツに、到底払いきれない巨額の賠償金を支払わせようとしたのが、そもそもの始まりである。このベルサイユ体制の歪みが、恐慌後のドイツにィィィッ、第三帝国のォォッ! 台頭を招いたのであるッッ!
 歴史は繰り返される。喫煙者は弾圧されている。もはや煙の逃げる隙も無いくらいに、包囲の輪は縮まっている。喫煙者諸君よ、今こそ立ち上がる時だ!

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 そして時は動き出す。快速待ちの電車も動き出す。
 S駅の喫煙所は、移動しただけだった。しかしその位置は、ますますホームの端に追いやられていく。短い車両だと止まらないほど端っこになってしまった。

 あ。ここまで書いてきて思い出したんですけど、先月に風邪をひいて喉を患ってから、ぼくってば1本もタバコを喫っていないのでした。


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