ハロプロ運動会2003レポート

2003年11月23日 日曜日

■日本の女の子は、音楽と体育です

 ハロプロ運動会に行ってきました。
 全然行くつもりは無かったんだけど、ふとしたことでチケットが3枚手に入ったので、非オタの久慈くんと、真性の関さんを誘って行くことに。
 久慈くんはハロプロ関連に全く興味はないんですが、例の『小久保.txt』を書いたほどの“野球狂の詩”なので「東京ドームのチケットあるよ!」と言ったら喜び勇んでついてきました。しめしめ。

 正直ぼくもそれほど乗り気でもなかったんですが、蓋を開けてみたら普通に楽しめました。最初は「興味ねェー」とぶーぶー文句を言っていた久慈くんですら、最後は大喜びで手を叩いて応援していたくらいです。
 やはり、台本や手抜きを一切せずに、本気で競技に打ち込む娘さんたちの姿が、見るものの心を揺さぶったんでしょうか。その本気度といったら、

・キッズが普通に頑張って決勝に進出してしまう
・終了時刻が2時間押し
・10人近くが医務室送り

 本気すぎる。ハローキッズってのは、ジャニーズJrのような、なんというか小学生です。人数あわせの雑魚なので、誰も期待してません。その次の、“時間が押してしまう”のはまぁしかたないとして、最後の“故障者続出”はちょっとどうかと思った。最初の競技で矢口がぶっ倒れたのを初め、その後もアヤカ、亀井、あさみ、後藤と次々と負傷欠場。オリンピックじゃあるまいし、負傷をおして掴む栄冠なんてあるのか? 金の卵なんだから、事務所ももうちょっと考えないと。これじゃ本末転倒だ。

■小さなののちゃん大きな笑顔

「勝ちたい気持ちがいっぱいあって、勝つことができました!」
 辻希美の、高らかな勝利宣言がドームにこだました。
 60m走では9秒7の記録をたたき出し、フットサルではGKフル出場でスーパーセーブを連発。全ての競技で四角八面の働きを見せ、獲得したメダルはなんと3つにもなった。
 大阪では負傷と過呼吸症候群で倒れ、フットサルも欠場という残念な結果だったが、その分を何倍にもして東京大会で爆発させた。
 実は今回の体調も万全とは言いがたく、GKの特訓を積んだ指はテーピングだらけ、痛む足にアイシングを施し、競技が終わるごとに消炎スプレーで応急処置を施しながらの出場だったのだ。東京ドームが、辻希美1人のドラマに、揺れた。
 表彰式で高々とあがったフラッグを見つめる視線の先には、すでに次の目標が映っているように見えた。
(次の目標?)

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 辻ちゃんには、スポンサーから、商品として“産経新聞1年分(朝刊)”が贈られました。読むのか……?


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