やぁ!やぁ!やぁ! つんく♂がとうとうやっちゃった!

2003年12月10日 水曜日

セルフカバーアルバム!?

!?

 つんく♂が、セルフカバーアルバムを出すらしい。彼は理由として「歌いたくなったので、歌います」とのたまわっているらしいが、これが嘘であることを僕らは知っている。彼は今までもずっと歌いたくて歌いたくてたまらなかったはずなのだ。そして、これからも多分そう。

 つんく♂のソロワークというのは、あくまで彼個人の趣味としての、“事務所からのご褒美”的な役割を持っていると思う。こうして“歌いたい欲”を発散させておけば、本業(ハロプロ周りのプロデュース)の曲に集中できるし、作品世界を壊す過剰なコーラスを入れたりしないようになるので、必要悪といったところか。

 しかし今回のそれは“必要悪”の粋を越えているようだ。このセルフカバーは男歌限定、つまり「自分が手掛けてきた楽曲で、歌詞の主人公が男性のものからチョイスして歌います」ということらしいけど、ハロプロの曲も入っている。

 公開されている曲目を見てみよう

・ここにいるぜぇ! (モーニング娘。)

・Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜(モーニング娘。)

・草原の人(松浦亜弥)

・愛の唄〜チョンマルサランヘヨ〜(チョナン・カン)

・ひとりぼっちのハブラシ(桜庭裕一郎)

など。うーん。チョナン・カンはどうでもいいんだけど、「ここいる」を歌うのか。つんく♂が……。おそろしく楽しげにノリノリでレコーディングにのぞむ寺田ビ♂トの顔が目に浮かぶようだ。ロックやね。

ヘーイ、ワッサワッサヨーベイベー!

 

(Mr.Moonlightセリフ)

OH!  心が痛むっちゅうんかいな?

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う〜ん、BABY! それは 恋…恋煩いや。

きっと、ワイと出会うたから…君は恋をしたんやね。

ほな、もう大丈夫、ワイはここにいるでェ。

かめへん、踊ろう! 

キモい。

 あとはつんく♂のソロデビュー曲「Touch me」や、つんくビ♂ト、7HOUSEの楽曲とあるが、この辺はどうせほとんど誰にも知られてない曲なのでいいとして、まぁミニモニを歌ったりしないだけの分別はあったようだな!

 「根本はロックなんだということを、再確認してもらえると思います」とつんく♂。

 できればスルーしておきたい1枚。あと、「草原の人」の作詞が美空ひばりだったってのは初耳だった。

* * *

 追記。このサンスポの記事には、もっと凄い新知識が!

シャ乱Q時代に圧倒的な歌唱力で魅了したつんく♂が、ヒット曲の数々を“本来の形”で甦らせる

 世の中、知らないこと・知りたくないことばかりだ。

 大人になるって、むずかしいんだなぁー。—–


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