小学校の不審者侵入対策

2003年12月29日 月曜日

 昨日のネタの反応が少ないので、企画名を考案しました。「第一回さつじんきコンクール」です!(「オルテガオリンピック」も捨てがたいな…。)

 どしどし応募してください。

ヒョードル<ハラショー!

 そういえば最近第二の小学校乱入事件があった。

京都宇治小学校児童傷害事件

 こういう事件があって、大々的に報じられるたびに思うんだけど、マスメディアの普及はあきらかに模倣犯の発生可能性を高めているよね。

 というのはつまり、テレビを見てマネをする奴が絶対出てくるということだ。最近“オレオレ詐欺”で総額5000万円を荒稼ぎして捕まった若僧もそうだった。京都の小学校に侵入した男も、テレビで宅間の事件を見て真似をしたはずだ。

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 でも、宅間の事件があってから、学校側もセキュリティに関して考え直すようになったらしい。今回、事件にあった小学校にも、防犯カメラや赤外線センサーが仕込まれていたようだ。

 しかしそれらが全く機能しなかった。なぜか。

「授業中にブザーが鳴ると面倒だから、スイッチ切ってた。」というお粗末な理由。効果ゼロ。

 ちゃんと校門を閉めて警備しておけばいいように思うんですが、「小学校は地域社会に開かれていなければならない」という、まさに硬直した姿勢で貫かれているようです。悪魔将軍の身体なみの硬さです。

 しかし、「開かれた学校」とお題目のように唱えてますけど、一体「開かれて」いるとどんな良いことがあるんでしょうか。殺人鬼だけでなく、好ましい人物が入ってくるってのか。

 色々な可能性を考慮した結果、開かれた学校に入ってきてもいいとおもわれる人たちは次のようになりました。

・近所に住むじいちゃん

・リストラされた父兄

・どっかの野良犬

 とは言え、これらはあくまでも「入ってきても、まぁいいだろう」というネガティブなニュアンスの肯定であって、歓迎しているわけではありません。老人に校内を徘徊されても困るし、参観日でもないのに父兄にこられても困ります。唯一、野良犬が生徒には歓迎されるくらいか。犬がそのまま廊下まで入り込んできたりすると、もう全校生徒が大喜び。

イギー いっそのこと、刑務所のように高い塀と鉄条網を張り巡らしてしまうというのはどうか。それだと子供たちが怖がるかもしれないけど、朝 校門の脇に立つ先生には甲冑でも着せて槍を持たせて「いけだじょう へ ようこそ」とか言わせれば、「なんかRPGみたーい」とか言って喜ばれたりするんじゃないでしょうか。よくわからんけど。


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