カレー丼

2004年1月23日 金曜日

 用事で秋葉原に行ったついでに、吉野家へ。

 僕はしばらく前から、なるべく獣肉を食べない誓いを立てているので、今回のBSE騒動は願ったり叶ったりだ。さっそく吉野家の新メニューを堪能するべ! と気負いこんで店内を見渡すも、「カレー丼」「マーボー丼」「豚キムチ丼」の3つしか見当たらない。僕は「焼鶏丼」か「いくら鮭丼」が食べたいのに……。

(あとで知ったことだが、吉野家の新メニューは店舗によって導入具合が違うので注意。)

 無いものは仕方ない。それなら、「今日のお昼もまたカレー、明日のお昼もまたカレー」を標榜する僕としては、カレー丼に挑戦せざるを得ない。

 吉野家の新メニュー・カレー丼。

 系列店のPOT&POTカレーで培ったカレー技術に、吉野家秘伝の牛丼タレが配合された、あくまでも和風にこだわった逸品とのこと。これは期待できそうだ。

 トレーに乗って出てきたそれは、あくまで「丼」なので、スプーンではなくレンゲで食するようになっている。ルーはいくぶんとろみがかっているものの、水分の多いものである。具はたまねぎと、豚肉の切れ端。似ている。何かに似ている……。

まず、一口。味も似ている。間違いない、僕はこの味をどこかで……。

 3口目で思い出しました。これ、「学食のカレーうどん」の味にそっくりなんです。

(「学食のカレーうどん」とは、少ないメニューを少しでも増やすために考案された、学食のやりくりメニューのこと。かけうどんにカレーをかけるだけという、コロンブスの卵的大発見メニューである。)

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 水っぽさといい、味といい、具の少なさといい、実に似ています。決定的に同じなのは、その匂い立つような破れかぶれ感。「これがカレーだよオラ食いたきゃ食えよ」的開き直り感。

松屋vs吉野家

【対戦成績】

○チキンカレー vs ●カレー丼

?唐揚げ飯 vs ?焼鶏丼—–


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