くたばれ! iPod
iPod miniというのが出るそうである。ちょっとちっちゃくなって、容量もちっちゃくなって、色バリエーションが増えた。ハッ。売れねえよこんなの。
この、色バリエーションを増やすというのがimac的というか、アップルが調子に乗ってダメになるときのパターンのような気がする。よく知らんけど。次は水玉とか花柄とか豹柄とか出すといいんじゃないかに。どうでもいいけど!
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しかし、何故僕はこうも執拗にiPodを批判するのだろう。いや、毛嫌いしているといってもいい。何か理由があるはずだ。今日はそれを考えてみたい。
僕は、ipodを使用している輩が嫌いだ。奴らはおしなべて本体を見せびらかそうとする。これは僕がうがった見方をしているからとは言い切れない。大抵のiPodユーザーは、無駄に本体を見せたがる。この前電車で向い側に座ったイポド野郎は特にひどかった。普通、携帯プレーヤーなんてものは、上着の隠し、ないしカバンの中にでも入れて使うものである。しかしそいつは、ずっと両手で持って、誇らしげな顔をしているのだ。
オマエさあ、何得意げになってんの? 物凄い高くて一般人に買えないわけでもない。品薄で手に入らないわけでもない。たかだか4万の買い物で、そこまで得意げになれる理由はなんだ?
次に、皆が欲しがるものは欲しくない、という単純な野党心理も働いていそうだ。
学生時代、ずっとSEGA派で通していた僕は、友人達とのソフトの貸し借りやゲームの話題で、ずいぶんと疎外感を味わっていた。しかし、こと音楽プレーヤーに関しては多数派のメリットも、少数派のデメリットも存在しない。
あとは、やむにやまれぬ理由で競合他社の製品(NW-MS70D・SONY)を買ってしまったから、だろうか。不本意でも、買ってしまったからには…という思いが、反・ipodの立場をとらせるのか? ソニーは、新しい方式のMDを開発したそうだけど、そんなんいいからネットワークウォークマンの方にもっと力を入れて欲しいと思った。MDなんていまどき流行んないよ。(MDプレーヤーには、どんなに進化しても、「あれ以上小さくならない」という、克服できない致命的な欠陥がある。)
さてさて、まとめてみると、
という、実にネガティブで格好悪い理由が並ぶ、しょうもない結果となった。なんだか、本当は欲しいのに無理をしている子供のような理由である。まぁ、確かにipodは優れた製品なんである。実機を触ってみたことがあるけど、高級感のある箱、一流デザイン、シームレスなタッチパッドの操作感覚、と優れた点は沢山ある。し、か、し!
ipod以外にも優れたMP3プレーヤーは沢山ある。ipodを買うのはそれを知ってからでも遅くは無いと思うのだ。
どうもこの図式は何かに似ていると思ったら、昨年の「にわかタイガースファンを批判する野球ファン」だ。あとは2〜3年前の「侍魂フォロワーを批判する日記者」にも似ている。
まあ、ipodが5GBだった頃からMP3プレーヤーを見ている俺に言わせりゃ、今面白いプレーヤーはクリエイティブメディアかRioだね。もっと言うと、どうせ何十ギガも使わないんだから、気軽に持ち歩けるシリコンタイプの方が好きだけどね。ヽ(´ー`)ノ
とりあえず、街で白いイヤホンを見かけたら、それをつかんで崖から使用者を宙吊りにしてやります。吉田戦車。
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