K-1 WORLD GP 2004 in さいたま

2004年3月28日 日曜日

さいたまさいたまー。

×マイク・ベルナルド VS ○ヤン・ノルキヤ

「ベルナルド最後の挑戦」とか「豪腕復活なるか」とか「後がないベルナルド」とか、そういう崖っぷちトーンの煽りは最近出てくるたびに使われている気がする。そして、毎回負けているベルナルド。もう潮時なんじゃないかな……。あんまり情けないところは見たくない。

○アレクセイ・イグナショフ VS ×カーター・ウィリアムス

 イグナショフは強いんだけど、なんか格好良くないんだよなぁ。なんでだろう。顔とか体つきとか胸毛具合とか……。ごめんなさい……。

○ボブ・サップ VS ×セス・ペトルゼリ

( ゜д゜)??

○武蔵 VS ×曙

 最近では負けボノなんて呼ばれちゃってる曙なんですが、結論から言うと今夜もやっぱり負けちゃいましたー。

 武蔵の試合だけあって、いつものごとく判定だったんだけど、判定勝負で武蔵の右に出るものはいないという感じですね。そろそろ必殺技に「判定勝ち」と書いておいてもいいんじゃないでしょうか。

 それにしても、一回曙は、スリップダウンした武蔵を、上からハンマーパンチで4〜5回強打するという離れ技をやってのけたんだけど、これはもちろん反則。これで試合は没収かな? と思ったんだけど、どうやらここまでの試合がよほどマズかったらしく、数分の休憩ののち続行することになった。その裁定は「本人がやりたいと言っているからやる。ただし、途中、さきほどの反則によるダメージが残ってると角田が判断したら、その時点で曙の反則負け」という摩訶不思議なもの。なんでもアリやなオッサン。

 それを言ったら、サップのデビュー戦はなんで反則負けだったのか。去年のアビディVSボタ戦はどうなるのか。

「ルール」というのは、競技スポーツにおいて絶対的な存在である。ルールが厳然としてあるからこそ、審判は競技場の絶対者として君臨することが可能になるし、選手達も安心して練習や競技に打ち込めるというものである。

 それが、今回のようにその場の雰囲気やノリや観客のブーイングや声援、そしてプロモーターの意向でクルクル変わるのでは、やってられない。やる方も見る方も、だ。

 やはり、谷川に政権交代してからのK-1は見ていて楽しめない。事前に発表されるカードはちょっと面白そうに見えるのだが、まともな試合にならない。また、凡庸な試合内容もさることながら、今回のようなことが起こると実に萎える。

 思うに、石井館長は自身が空手家のせいもあってか、どんなにえげつないことをやっても、最後の一線は守っているように見えた。そこが競技者としてのプライドなのだと思う。その点、競技者でも格闘者でもなんでもない谷川には何も感じられない。そもそも、いつの間にか主催者面しているが、この男は誰だ。一体何者なんだ?—–

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