As for…

2004年4月1日 木曜日

 今日と言う日を選んだのに、そう深い意味があったわけではありません。でも、ネットを見ていて、相変わらずワンパターンの「閉鎖ネタ」があまりに多いことに苦笑すると同時に、この流れならどさくさにまぎれて言える! と思ったから、かもしれません。今日これから書くことは、エイプリルフールのウソではありません

 しかし、全くの思いつきや気まぐれで決めたことではありません。このサイトを始めてからずっと考えていたことです。『葉隠れ』の有名な一節に「武士道とは死ぬことと見つけたり」というものがあります。生への執着心は、剣を乱し、判断力を奪います。「死んで」しまえば、つまり執着心を無くせば、武士としての正しい生き様が見えてきます。死を意識すれば、逆により鮮烈な生を得ることができるのです。『アカギ』の主人公が言った「死ねば助かるのに……」というのも、まさにそれでしょう。

 九十九式がいつまでもあるもの、あって当たり前のものと思っていた人も多いかもしれませんし、僕もそう思っていました。しかし、何かを始めるということは、何かを“終わらせ始める”ということです。ウェブサイトも、常に「閉鎖」を意識しながら運営しなくては、意義のある更新はできないと僕は考えます。

 今までの3年とちょっと、本当に色々な方にお世話になりました。中には開設当初からずっと読み続けてくれている人もいたりして、頭があがりません。沢山の記憶が甦ります。初めて日記仲間と顔をあわせた忘年会、海外のネットカフェから更新し続けた夏、数々の戦い、友との別れ、妹と過ごした七夕、雨、逃げ出した後、鳴らない電話……。

 しかし、最近はサイト運営に対して、昔のような気持ちを持っていない自分に気が付いていました。確かに文章を書いて、それをアップし、反応をもらったり言及されたりアクセス解析を眺めたりするのは、楽しいのですが……。

 僕は今でも日記系を、テキストサイトを、ブログを、そして九十九式を愛しています。しかし、だからこそ中途半端なままで続けてはいけないんじゃないか、と思うのです。今まで支えてくださった皆にお詫びするとともに、改めてお礼が言いたいと思います。ご愛読ありがとうございました。今まで僕は、本当に楽しかったんです。そこで今後は、より一層の情熱と努力をもって、今まで以上に精力的に九十九式の更新にまい進していくつもりです! 応援よろしくおねがいします。

 本日も九十九式を読んでくださり、まことにありがとうございました。

 たまに勘違いしている人もいますけど、4月1日についていいとされるウソは、1回だけですよ。さらに言えば、午前中のみらしいですからね。

 というわけで、本当のことしか書かない更新でした。

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