超新星ミニモニ。

2004年4月1日 木曜日

 朝、たまたま『おはスタ』を見ていたら、ミカが出てきた。ミカがピンで出てくるなんて、あまりない話だ。これは悪い兆候だ。

 嫌な予感がする。(I have a bad feeling about this.)

このあとミカから重大発表!」

 ほら来た。まぁ、「急展開」だの「重大発表」だのはもう慣れっこだ。今さら、並大抵のことでは驚かないぞー。

ミカの発言:「私は、日本を離れ、アメリカのロサンゼルスに行くことに決めました。」

え!? (しっかり驚いた)

 ミニモニ。活動休止。

山ちゃん:他のメンバーは何ていってるの?

ミカ:あのー、それは……! それは……。

表情をこわばらせ、言葉につまるミカ。そりゃそうだ。ミカは単独で生放送に出たことなどない。今まではいつもミニモニのメンバーが回りにいてくれた。発言を求められることもあまりなかった。しかし今は、ひとりで、不自由な日本語で全てを説明しなければいけない。その不安たるや、想像するに余るものがある。

ミカ:  そうですねー……。

そのとき。

「ミカちゃーーん!」

「ミカちゃぁーん」

「ミカさーん!」

   !?

ミカ:(そんな……! 辻ちゃん、加護ちゃん、アイちゃん…。どうしてココに…!?)

緊張の糸が切れ、泣き出してしまうミカ。

泣くよな、そりゃ泣くよ……。

 という、ミエミエの台本にガチンコの演出(多分、ミカだけ他メンの出演を知らなかった)で、大のオトナが不覚にも涙ぐんでしまったわけですが、だまされないぞー!! ミカの涙ごときで納得できるか、バカ! (暴言)

 しかしやられた。W(ダブル・ユー)の発表のときに「ミニモニの活動は続行」と明確にアナウンスされていたせいで、完全に裏をかかれた。しかし考えてみれば、ミニモニの中核たる2トップが独立ユニットで活動し、子供ファン層をキッズで開拓していくとしたら、そこにミニモニのいる場所は、ないではないか。

 僕が発売当初からこれまで、ベタ褒めしてきた「CAYオトナ路線」だって、あれはミニモニでなくても表現できる世界だ。あの路線が我々の眼に新鮮に映ったのは、「ミニモニなのにオトナの曲!」だからである。例えばあの曲を後藤真希が歌ったとしたら、どうか。…・・・特に違和感もないだろう。

 ミニモニの世界は、ミニモニ以外では決して表現しえない独自世界だった。ミニモニは、オンリーワンであると同時にナンバーワンであることを要求されていた。それを放棄した……いや、卒業しようとしたミニモニは、同時に存在意義を失おうとしていた。ミニモニは超新星だった。CAYは、ズキュンLOVEは、消え行く恒星の最後の光だったのだ。少女の季節は終わりを告げた。あとにはブラックホールか中性子星が残るのみである。

 ところで、僕がハロプロで、本体をのぞけばミニモニの次に好きなユニットがココナッツ娘であることは有名ですが、

ココナッツ娘。は残ったアヤカ(22)1人で「アヤカ(ココナッツ娘。)」として活動を続ける。

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とのことで、良かった良かったー。

…なんて喜べるかー!

とうとうTMレボリューション状態。


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