イラク情勢・邦人人質問題3

2004年4月12日 月曜日

 それにしても、一昨日書いたマルチエンディング分岐の中の“ミラクルエンディング”が本当に来るとは。やっぱりね、という感じもありますが、まだ自作自演、狂言誘拐だったと決まったわけではないし、人質が解放されたわけではありません。

 “サラヤ・ムジャヒディン”が発表したとされる「24時間以内」の解放期限も、既にあと1時間を残すのみとなりました。(1:43現在)これからあと1時間でドタバタと解放されるんでしょうか……?

 とここまで文章を書いたら、例によって臨時ニュースです。

 どうやら人質は解放されず、新たに3つの条件が出されたという情報が入ってきました。その条件とは

1.日本の外務副大臣がイラクの現場を視察する

2.日本はイラクに謝罪する

3.自衛隊を撤退させる

 という無茶苦茶な内容で、なんだか最初より後戻りしています。2番目の「謝罪する」とか本当に意味不明です。「軍隊送ってごめんなさい」か? あれはレスキュー隊なのに……。条件をのまなければ、また例によって人質を24時間でひとりずつ殺していくそうです。

 しかし、これも正式に声明が出されたわけではなく、出所の怪しい未確認情報です。この条件は、バグダッドで「ファルージャの抵抗勢力」から話を聞いたと主張する「イラク人権擁護協会」の会長に、アル・ジャジーラの記者がインタビューしたものです。つまり3重の伝聞で、この記事を読んでる皆さんにとっては4重、いや僕がニュースを見たのもカウントすれば5重の伝聞になるわけですね。

 さらには、この会長が会った「抵抗勢力」というのが、例の劇団サラヤ・ムジャヒディーンかどうかも不明だし、24時間という期限も例によっていつからいつまでか全然分かりません。大体、そんな大事な声明を人づてにしたりするもんでしょうか。(ソース

 イラクでは今でもサドル師の率いる義勇兵が米軍と激しい戦いを繰り広げていますし、人質問題で影が薄くなりましたが、フェダイーン・サダムの残党が日本軍の駐留地に迫撃砲を打ち込む騒ぎもありました。また、アメリカ人とイタリア人も人質として拘束されたという情報や、イギリス人は拘束されたが解放されたという情報もあり、“同時多発拘束”ではないか、という見方もあります。おそらくは同一グループではなく、アル・ジャジーラを見てマネした模倣犯なのではないでしょうか。

(逮捕されたときのコメント予想:「TVを見てマネした」「むしゃくしゃしてやった」「相手は何人でもよかった」「反米している」)

 また、「アハメド・ヤシン軍団」というグループは「日本人を30人拘束した」という声明を出しています。今のイラクにそんなに日本人いたのか?

 と思ったら、日本人30人、でしたが、まぁことほどかように情報が錯綜しているわけで、一体何が真実なのか、これから事態がどう動いていくのか、注意深く見守っていく必要がありそうです。今イラクで起きていることは、間違いなく20年後の歴史の教科書に載るでしょう。そう、僕らはいわば歴史の証人になろうとしているわけです。

 1つだけ言えることは、○○軍団とか××旅団とか多すぎ、ということだ。お前らみんなTVの見すぎ!

・参照リンク

Wiki 日本人拉致関係まとめ—–

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