ミニモニ。THEドキュメンツ2 (3)
2004年5月7日 金曜日
矢口さんに伝えたい(1)
「私は日本を離れ、アメリカのロサンゼルスに行くことを決めました。」
アメリカに行く決意をしたMIKAちゃん。
しかし! 矢口さんに思いを伝えていなかった!
- ——
- その数日後……
- ミカ:
- 矢口さん……。よし!
- ——
- 初代リーダー矢口さんに自分の思いを伝えなければ!
- ——
- ところが!
- ミカ:
- あ、矢口さんっ……!
- 矢口
- ……。
- ——
- なかなか顔を合わせようとはしてくれない矢口さん。
- ミカ:
- 矢口さんっ。
- 矢口
- おつかれさまです……。
- ——
- 矢口さんは怒っているのか。こうなったら、スタジオで待ち伏せするしかないと考えたMIKAちゃん。
- ——
- そこへ……。
- ミカ:
- あ、矢口さん!
- 矢口
- あ、ごめん急いでるから!
- ミカ:
- え?
- ——
- またしても逃げられた。
- ミカ:
- ハァ……。やっぱり矢口さん怒ってるんだ……
- ——
- 一体どうすれば矢口さんは話を聞いてくれるのか。
- ミカ:
- ハァ、どうしよう……。でも矢口さんだけには……。よし! こうなったら!
- ——
- MIKAちゃんは一体何をしようというのか!?
(スタジオ控え室)
「矢口さんに伝えたい。」
(都内スタジオ)
怒られてもかまわない。自分の思いとミニモニ活動休止の決意を伝えなければ。
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このまま矢口さんに何も告げずに日本を離れることだけはしたくない。
矢口さんに伝えたい(2)
- ——
- このままではいけない。そう思ったMIKAちゃんは、ある行動に出た。
- ミカ:
- 失礼しまーす。衣装お持ちしました。
- 矢口
- あ、そこかけといてください。
- ミカ:
- はい。でもその前に……
- 矢口
- え、あなたは!
- 矢口
- MIKAちゃん!
- ミカ:
- 矢口さん……
- 矢口
- あ、ごめん、すぐスタジオ入らなきゃ
- ミカ:
- あ、あのちょっと待ってください!なんでMIKA避けるんですか!?
矢口さん怒ってるなら、怒ってるなら、I’m、私あやまります!だから……
- 矢口
- MIKAちゃん……
- ——
- MIKAちゃんは怒られてしまうのか!
「矢口さんに伝えたい」
ピキーンピキーン
ジャーン!
(バーン!)
この後、矢口さんから意外な一言が……!
こ、これで変装……? これは矢口さんでなくとも怒ると思うよ。
焦るMIKAの一人称が英語になるところは芸が細かい。—–