一夜明けて (石川飯田の脱退、K-1ボブサップ)

2004年5月25日 火曜日

 一夜明けて、改めて石川飯田の脱退について考えてみたのだけど、何と言おうか、脱退劇に関してはすでに感覚が鈍化してしまったのか、実はそれほど衝撃とか感慨とかがあるわけではないのだった。悲観度では中澤脱退時が一番だったかもしれないし、びっくり度では後藤、つんく♂指数では安倍(イェイ!)だったかもしれない。そんな幾多の脱退ストーリーを経て、すっかり馴れてしまったのかも。

 でも一番大きいのは、やはり辻加護W脱退の衝撃で、何かが決定的に変わりつつある(あるいはすでに変わった)ということを、突きつけられてしまったのだった。思えば僕のモーニング娘に対する興味関心の中心は常に辻ちゃんだったので、その中核がいなくなるモーニング娘というのは正直どう捉えればいいのか量りかねる。

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 飯田さんは今までの地中海のソロ歌手路線と、絵画などの芸術分野で活動していくらしい。そこそこ売れるといいなぁ……。石川さんは、なんでも現在やってるオーディションで発掘された新人とユニットを組むらしい。でもどうせユニット組むんだったら、最後のココナッツ娘・アヤカと組んで欲しい。それしか芸能界で生き残る道はないと思う。アヤカの……。ココナッツ娘の至宝アヤカ。このまま埋もれさせるには惜しい逸材ではある。

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 あと、これも一夜明けてるんだけど、K?1について。というかボブサップについて、僕もやはり一言言っておきたい。本当にがっかりだ。なに藤田ごときに負けてしまってるんですか、あの肉塊は。藤田陣営は、スミヤバザル戦でのサップの動きを研究して、グラウンドでの鈍重な動きに着目したらしい。で、頭側に回りこんでサッカーボールキックをする戦術を立てたらしいが、あそこまでうまく行くとなんだか……。

↑ただのイジメられっ子と化したボブ・サップ。

 蹴られてるだけで何もしない。避けようともしないし向かい合おうともしない。ただ蹴られてるだけ……。情けなくて涙が出てくるよおいちゃんは。周囲でサップ限界説、弱体化説が聞こえるたびに弁護してきた僕の立場をどうしてくれる。サップは、練習すればするほど弱くなっていく。

 かつてヒクソン・グレイシーは「サップは練習して技術を習得すると弱くなるだろう」と看破したが、まさに慧眼。サップが強かったのは、力が強くて、素人だったからだ。漫画『ヘルシング』4巻の冒頭にこんなやりとりがある。

「なぜ吸血鬼はそれほどまでに恐ろしい?」

「狼やコウモリを操ること?」

「それは決定的ではない。もっともっともっともっと単純なことだ。」

「……力が強い?」

「そうだ。吸血鬼はとっても力持ちなんだよ。最も恐るべきはその純粋な暴力……「力」だ。人間達を軽々とぼろ雑巾の様に引きちぎる。」

 ちょうど初期のサップが猛威を振るった理由もこれと似ていて、ホーストのテクニックを圧倒したのも、ノゲイラの三角締めを軽々と持ち上げたのも、サップがとても力持ちだったからだ。深く考えない、ホースト戦や高山戦で見せたような、「アメフトタックル→ぶん回しラッシュ」が一番強いサップなのだ。ガードを固めてへっぴり腰のジャブを打ったりしても、全く怖くない。相当練習してたあのローキックも、いつどこで使うんだ? 負けボノにすら打てなかったじゃないか。

 頭に回られて蹴られてるというのに、ただただ頭を抱えて転がっているだけで何もしないというのも理解に苦しむが、もっとまずいのは、サップがその間ずっと顔をくしゃくしゃにして目を固く閉じていたこと。普通の格闘家は、どんなに攻められて進退窮まってるときでも、目だけは開いているものだ。そうでないと反撃の糸口すらつかめない。目をつぶって地面を転がっているだけの男に何ができる? サップは最早体が大きいだけの外人タレントだ。さっさとプロレスに行って痛くない興行をしてお金を稼ぐといい。—–


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