2004年8月7日 土曜日
ホテルは今日になって何とか取れた。2ツ星のそれほど良くもないホテルだが、一晩の宿としてはじゅうぶんのはずだ。それより目下最大の問題は、あと数時間で家を出なくてはならないのに、まだ何の荷造りもしていないということだ……。16時間の飛行機の中を眠って過ごすために、今日は徹夜のつもりだった。ところが、たっぷりある夜の時間を使って余裕の荷造りをするつもりが、3時をすぎたころから眠くて面倒になってきてしまったのだ。(そもそも、前日の夜になって始める旅支度を「余裕」とは言わない)
持っていくものといったら何があるだろうか…。
・パスポート
・金、カード
・着替え
・文庫本
・携帯式の武器
・焼酎
・日本の雑誌
・MP3プレーヤー
えーっと。
あれ、こんなもんか? 旅支度ってもっとなんかなかったっけなぁ。こんなもんか。 これだと小ぶりのリュックひとつで足りてしまうので、きっと何か大事なものを忘れているに違いない。うーん、使い慣れたマクラ? 犬のマロン?
あ!!
とんでもないことに気付いた! PC録画用のHDD容量が6GBくらいしか空いてない! これでは1週間分の録画なんて出来ないぞ…。今は毎日見たり消したり焼いたりDivXしたりして自転車操業してるからいいけど、これは一大事だ。なんとか空き容量を確保しなくては…! こいつはギリギリの作業になりそうだぜ。
作者取材旅行のため、来週の九十九式は休載いたします。 —–
2004年8月7日 土曜日
(プロローグ)
【フライング・バルセロナ・アタックに憧れて】
夏は旅がしたい季節。僕は来月にはどこかへ行かなくてはならない。7月のクソ暑いある日、僕は天啓に打たれたように思い立ったのだった。それは焦りにも似たひらめきだった。僕は来月にはどこか別の国にいなくてはならない!
行き先はどこでも良かった。(今は反省している。)なんとかチケットがとれたので、一人でスペインに行くことになった。土曜日に出国の予定である。レアルマドリッドの公開練習でも見てこようと思う。
アジア系の格安航空券はなかったので、ヨーロッパ系の20万以上するチケットだ。これでノートPCは遠のいたけど、まぁいいや。10年後のPCは今より良いPCだけど、10年後の旅は20代の旅じゃない。当たり前だけど、そういうことだ。
チケットが取れたことに安心していたら、宿の手配がまだだったことに気付いた。月曜からはアミーゴの家に泊めてもらうことになっているんだけど、それまでの2日間はどうしよう…。着いたらその足で適当にホテル探せばいいかな。
手元のガイドブックを見てみると、「日本からスペインに着く飛行機は早朝か夜中が多く、スリや強盗の格好の餌食です。即座にタクシーに乗って、ホテルまで行ってもらいましょう」と書いてある。なるほど、手元の航空券によると、現地着は23:15……。
仕事で欧州各国を回った知人の女性によると、「スペインの街中を歩くのが一番怖かった」そうだ。一体何が怖かったのかがわからないのが怖いが、また別の知人によると、ライカのカメラを首からぶら下げていたら強奪されたそうだ。いや、これはなんか当たり前な気がするが……。南アフリカなら首ごと切り落とされて死んでいるので、まぁスペインは大丈夫ということにしておこう。
・参照リンク
南アフリカ・ヨハネスブルグは、世界で最も『北斗の拳』の世界に近い街として恐れられている。
死にたい人にお薦めの危険な街ヨハネスブルグ
恐怖のヨハネスブルグ
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