バーチャルキーボード発売!

2004年10月7日 木曜日

 バーチャルキーボード。何だそれは?

 バーチャルと言えば未来! バーチャルボーイ、バーチャファイター、バーチャルハイドライド……。いずれ劣らぬ未来の3D表現で、僕らを困惑させてくれた作品たちだ。この商品も、それに負けず劣らずハイテク3Dである。しかし、これを紹介する前に、まずぼくの現在の環境を見てもらおう。

 仕事で、人の話を聞き取ったり、その場で文章にしたりする必要に駆られることがある。出先で、メールを読み書きしなきゃいかないこともある。そんなとき活躍してくれるのが、モバイルマシンだ。

 そこでぼくが使っているマシンはこれである。

クリエ+折りたたみキーボード

 せめてムラマサとか、そういうちっちゃいモバイルPCを使えばいいんだろうけど……。(これはこれで一周まわって格好良いという声もあるが)

 しかしこれをシャコン!シャコン!と展開すると、取材相手は一様に不安な表情を見せる。「おいおい、そんなんで記録できるのかよ」と。まぁ、無理もない。俺が取材される側だったらこんな取材は嫌だ。でもこれで充分用は足りるのである。何しろPDAは軽いし、折りたたみキーボードは、PDAの“文字入力がしづらい”という最大の欠点をカバーする素晴らしい商品でもある。

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 と考えていたが、凄いものを見つけた。

バーチャルキーボード

クリエにも対応。

 小型の機器から、バーチャルボーイのような、赤いフレームが投影される。これがキーボードの役割を果たすのだ。何も無い机の上に照射して、そこで指を動かせば“カチカチ”と音がして、文字が入力されるというもの。折りたたみキーボードの時代は終わった。これは究極のもちはこびキーボードだ。

 2003年に、こうした製品が開発されていたことは知っていたが、まさかこんなに早く実用化されるとは。東大の研究室は、光学迷彩や量子テレポートを実験しているし、こりゃぁ人類が電脳化される時代もそう遠くはないぞ! それはそれとして、ノートPC欲しい。モバイルをバリバリする予定なので、1kg以下のB5、バッテリーのもちも考えるとやはりレッツノートR3かな……。


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