ミヤモト・ザ・ニンジャ 全米デビュー

2005年1月10日 月曜日

 しません。

1ヶ月前の話だが、マツケンサンバ、全米デビュー!というニュースがあった。(→スポヌチアネックスOSAKA 芸能

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 実はこれ、スレッジハンマー謹製のウソニュースなわけだが、方々で騙される人が続出する騒ぎとなった。多分今でも信じている人はいると思う。「そういえば全米デビューどうなったのかなぁ」みたいに。

 でもこれが本当でもおかしくないと思えるくらいに、ガイジンはやはりサムライとかニンジャとかゲイシャとかが好きだ。ちょうど僕らが、支那人はみんなカンフーやってて弁髪でラーメン食ってて、インド人はみんな頭にターバン巻いてカレー食べてビックリしている、と思っているのと同じくらい当たり前に、日本人はカラテやっててメガネかけてて、仕事で失敗すると切腹させられると思っている。

 僕が去年から、神道無想流の剣術道場に通ったり、今年からはとうとう空手道場に通おうと画策しているのも、海外旅行したときに毎回「ユーはカラテができるか」と聞かれて、そのたびに「できない」と答えて失望されたり、「できる!コォーーーッ!」とインチキ空手を披露したりした心の負い目がきっかけである。もちろんそんなサービス精神だけではなく、何か日本の伝統として体に残るものを習得したかった、というのもある。もちろん、前年から続く“身体感覚の復権運動”(*)の一環でもある。

「なんでそんなこと始めたの?」と聞かれる機会が増えたので自己分析してみた。

(*)……身体感覚の復権運動……僕は生まれてこの方、まともに運動をした経験がなく、典型的なもやしっ子のまま成人してしまった。知的/精神的作業に偏りすぎていた半生を顧みた結果、突如として「体を動かそう」と思い立って昨年から始めた運動。運動主義。目標は現代のリアル・ニンジャとなること。

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