読もうと思ってる本

2005年1月18日 火曜日

 僕はこんな風に毎日文章を書いているけど、実は(というべきか、やはりというべきか)あまり本は読まない。たぶん人並み以下だろう。人並み、というのがどのくらいか分からないけど、僕が読むのは年間10冊くらいだと思う。
 よーし、2005年は情報、物語、情動、知識などのインプット量を増やすぞー。ということで、これから読もうと思っている本をピックアップしてみた。

ミステリ

【済】・生首に聞いてみろ
世界は密室でできている
【済】・煙か土か食い物
阿修羅ガール
アヒルと鴨のコインロッカー
【済】・葉桜の季節に君を想うということ
終戦のローレライ
さまよう刃

 まずは『このミス2005』を参考にミステリを読む。去年のも入ってるけど。

ベストセラー

アフターダーク
海辺のカフカ
【済】・ダヴィンチ・コード
いま、会いにゆきます
【済】・夜のピクニック
世界の中心で愛を叫ぶ

 次は恥ずかしながらベストセラーを。『セカチュー』とか『いま、~』とかも、くさすだけじゃなく一度読んで分析しておくことも必要かな、と思う。読んだら負けかな、とも思う。(ニート君)

ライトノベル

キノの旅
マリア様が見てる
フルメタルパニック
空の境界
【済】・Missing
灼眼のシャナ
アリソン
涼宮ハルヒシリーズ

 ライノベなるものも読んでみよう。僕が最後に読んだライノベは『ロードス島戦記』というはるか昔なので、(当時はライノベなる呼称はなかったと思う)『このライトノベルがすごい』や『ライトノベル完全読本』を参考に、両方で上位のものをセレクトしてみた。けど…。なんかAmazonの書評とか見てると読む気を無くすなあ。「イラストが萌え」とか「筆運びがまるで、文学作品かのように優れています」とか。まぁ中高生向けだし、そんなもんなのかな。でも僕は『スレイヤーズ』(昔読もうとした)みたいな“口語一人称”や、“ジャパニーズ剣と魔法の世界観”などの手法が心底嫌いなので、全部読めるかどうか怪しい。シリーズものが多いのも難点。

学問

五輪書
言志四録
武士道
葉隠
葉隠入門

 知識を深めよう。東洋思想、というか日本の武家思想に興味があるので。侍の精神性を学ぶのは、その武芸である剣術や杖術の稽古にも間接的に良い影響があるのではないか。ということもあり候。葉隠入門は三島由紀夫による解説。

広告

名作

雪国
金閣寺
白痴
破戒
異邦人
夜間飛行
若きウェルテルの悩み

 いつか読もう、と中学生のころに思いながら今まで読まずに10年以上経ってしまった本を読むぞー。文学。

その他

六番目の小夜子
柔らかな頬
ネガティブ・ハッピー・チェーンソーエッジ

 その他、ちょっと気になってた本。『夜の』はキノベスト1位。『ネガティブ~』滝本竜彦は、オーケンリスペクトでテキストサイト上がりという、ちょっと見過ごせない経歴が気になっていた。『柔らかな~』は文庫版が出たので。

 何だか、幅があるようでいて妙な偏りのあるリストだな……。情けないようで、たくましくも、ある(globe)。 あとは実用書も適当に流し読もう。
 その他、おすすめの本がございましたら、コメント欄やフォームなどでお願いします。

追記:フォーム、知人からのリコメンド
生ける屍の死
【済】きみとぼくの壊れた世界
水没ピアノ
火蛾
のだめカンタービレ
博士の愛した数式
カオスレギオン
超人計画
NHKにようこそ
シグルイ
坂の上の雲
【済】イリヤの空、UFOの夏
マイナス・ゼロ
壬生義士伝
いま会いに行きます&ずっと、ずっと、あなたのそばに
野ブタ。をプロデュース
人のセックスを笑うな
麻耶雄嵩『螢』
【済】森博嗣『探偵伯爵と僕』
北方謙三氏『楊家将』
アメリカの夜 阿部 和重
◎上遠野 浩平「冥王と獣のダンス」
◎冲方 丁「マルドゥック・スクランブル」
◎椎名 誠「哀愁の町に霧が降るのだ 上」
◎ロバート・A・ハインライン「夏への扉」
◎東野 圭吾「パラレルワールド・ラブストーリー」
◎佐々淳行「連合赤軍『あさま山荘』事件」
シーラという子
ブギーポップは笑わない


この記事の評価は:

うーん…いまいち…ふつうですかなり良い素晴らしい (まだ評価されていません)
読み込み中...

コメント / トラックバック 3 件

  1. 匿名 Says:

    麻耶雄嵩の「螢」と、森博嗣の「探偵伯爵と僕」をおすすめします。どちらも去年読んで、やられた!と快哉を叫んだ作品です。

  2. 宮本 Says:

    ありがとうございます。読んでみます!
    森博嗣はずっと昔『すべてがFになる』を読んだことあるんですが、面白い作家だなぁと思いました。

  3. 匿名 Says:

    上遠野浩平さんの「ブギーポップは笑わない」をオススメさせて下さい。
    ライトノベルに入ると思うのですが(これの区別に仕方がイマイチ分からないのですが)良い作品だと思ってます。

コメントをどうぞ

コメント
Follow me on Twitter