yotta?

2005年4月10日 日曜日

 僕はどちらかと言うと酒に強いほうで、ビールの2リットルや3リットル、日本酒の2号や3合飲んでもあまり酔わない。酔ったとしても、顔色や行動はあまり変わらない。

 しかし、酔ってないことを証明するのは難しい。警察の尋問で、吐息によって検査する方法はあるが、あれは一律に血中濃度を測っているに過ぎない。酔い方には個人差がある。同じ人間でも体調によって変わったりする。

 本日の花見で、ビールや日本酒をあびるように飲み干した僕は、それでも顔色一つ変えずにいたんだけど、知人に「酔ってる」と言われた。「いやいや何を言っているんだ。俺は酔っていない」「いいや酔ってる」の押し問答。運動機能がそっくり保たれていることを証明するために、その場で素早く反復横跳びをやってみせたら、「シラフの人は反復横跳びなんてしない」などと最もらしい屁理屈をこねられた。「この目を見ろ、これが酔っ払いの目か」と言ったら「まさしくそのものだ」と返された。

 確かに、酔っ払いはなぜだか概して自分が酔っていることをなぜか認めたがらない。逆に自分で「ちょっと酔っちゃったかもー」なんて言っているやつは大抵ほとんど酔っていない。というわけで「いやぁ、そうだねやっぱり俺酔っちゃってるみたい」と言ったら「だから最初からそう言ってるじゃないですか」と鬼の首を取ったような顔をされた。ウガー!

 結局、自分が酔ってない、というロジックを人に認めさせるのは不可能なのだろうか。相手が自分よりも酔ってればいいのかな。相対的に自分がまともに見えるっていう。別に酔ったら酔ったでいいんですけども。(相対化)

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コメント / トラックバック 2 件

  1. 匿名 Says:

    お酒を飲んでもあまり態度の変わらない人。確かにいますね。
    でも酔っぱらいの「酔ってない」と「明日から酒やめる」は信じられない言葉の双璧ですねw
    酒に弱い私から言うと、酔いがまわると「もう酔っちゃったみた?い」なんてのたまう余裕もなくなります。確実にタガが緩んでるし、後悔の頭痛と眠気と戦う羽目になります。
    でも楽しく酔えるのっていいですよね。

  2. 宮本 Says:

    そもそも酔わないから偉いってわけじゃないのに、なぜ酔ってないと強弁するのかが不思議ですね。
    あと、まったく態度も顔色も変わらないのに、翌日には全く記憶が亡くなっている人とかもたまにいてびっくりします。
    まあ何にせよ、楽しく飲めればいいんですけどね。「お酒は楽しく適量を」ですね!

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