石川卒業公演

2005年5月7日 土曜日

 石川梨華の卒業公演である、ツアー『第六感~ヒット満開~』の最終日に行ってきた。構成は新アルバム『愛の第六感』からのナンバーを中心に、『恋愛レボリューション21』や『DANCEするのだ!』、『、、、好きだよ!』などを混ぜた、なかなかツボを突く展開で楽しめた。絶対崇拝対象である辻ちゃんとその相棒がいないコンサートに行くのは初めてだったが、素晴らしいエンターテイメントだった。むしろ、ひとりのメンバーを執拗に目線で追うことなく全体を見ることができたので、一歩引いて客観的な見方ができて良かったのかもしれない。

 しかしその中でも、特にその存在感を際立たせていたメンバーが3人いた。

 まずは、やはり今日卒業の石川。ファンにあてて、5年間を振り返って書いた手紙の朗読には、思わずグッと来た。会場は、石川のイメージカラーであるピンク色に染まり、きれい……というか、一面が毒々しいショッキングピンクに彩られ、キショかった。

 次に新垣。僕はその弾けんばかりの笑顔を見、現在の温かい客席の反応を見、今まで通ってきたイバラの道を想起するに及んで、不覚にも涙ぐんでしまった。彼女こそモーニング娘。だ。『声』や『独占欲』でも確実に進歩した歌を聴かせてくれた。

 そして、新リーダーの吉澤。しばらく見ないうちに、これがあの世をすねたはぐれ者の吉澤か、と目を見張るような安定感があった。“地位は人を作る”というやつか。『春の歌』の最初のフェイク歌唱も、立派にやり遂げていた。これなら客席で見ている矢口も安心だろうな、と思った。

 客席には卒業メンバーが揃っていた。隣の客が、ちらちらとステージと反対のあらぬ方向を双眼鏡でのぞいているので、「どうですか。誰か見えますか」と、(釣り場で「釣れますかな」という風で)聞いてみたら教えてくれた。矢口、安倍、加護、保田の姿は確認できた。(あとおそらく辻ちゃんと後藤も) しかし、公演中にステージに背を向けるのは演者に対して最高に失礼であるばかりか、その客席のメンバーに対しても迷惑極まりない行為なので慎みたい。でもやっぱり、メンバーの卒業の場に旧メンバーが駆けつける、というのはいいものだ。てっきり、舞台袖や楽屋モニターで見るものかと思っていた。矢口も、どれほどあのステージに立ちたかったことか……。

 ラストに、恒例のメンバー全員からの送辞があった。みんな涙ながらに感動的なコメントを残したのだが、一人とても気になる一幕があった。藤本のそれである。
「梨華ちゃんとは、唯一同い年のメンバーだったんだけど、性格がこの通り正反対だから、色々衝突もしたよね。」ええーっ。やっぱ衝突してたのかよ! とざわつく場内。しかしミキティは続けて、「でも最後だから言いたいことがある。(向かい合ってると言えないから)前向いてて」と、石川の横に立った。「え、なになにー?」と不安げな石川。
「梨華ちゃんはいつもやたらとテンションが高くて、美貴は『なんだよー』とか言ってたんだけど、本当は…梨華ちゃんのそういうところに、いつも元気付けられてたんだよ。…ありがとう!」
 涙ながらにそう打ち明けたミキティの姿に、会場中が、いや全米が涙した……! しかし、当の石川は「…? なんだよー!」と全くピンとこない様子。そりゃないぜ石川さん!!
 おそらく彼女は、横を向かされた時点で何かきっついことでも言われるのかとビクビクしていたのかもしれない。しかしそれにしても、こりゃない。ラジオなどで、笑いのポイントが人とずれまくっていることを指摘される彼女であったが、泣きのポイントも大分ずれているようだ。

 えーと、そんな個性的な石川さんの、美勇伝での活躍にこれからも期待しています!

(あの“現場決別宣言”はなんだったんだ、と言われそうですが、4期の卒業公演と、W(ダブルユー)のミュージカルには全ていくことに決めています)

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うーん…いまいち…ふつうですかなり良い素晴らしい (まだ評価されていません)
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コメント / トラックバック 1 件

  1. どらねこ Says:

    私も卒業公演に駆けつけました。
    思わず不覚にも涙ぐんでしまいました・・・

    4期は加入の頃(オーディション)から見てきたので、思い入れも大きいです。
    (ちょうど私が社会に出たのと同じタイミングで娘。に加入した期だし)

    のの&あいぼんの卒業、梨華ちゃんの卒業、、、
    そしていずれくるだろうよっしーの卒業
    私もみんな見届けたいなぁって思います。
    (そのタイミングで娘。から卒業できるかな??)

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