ガキちゃんの話し方教室

2005年5月9日 月曜日

 先月で終わった、『娘。ドキュメント』についての雑感。
 もともとこの番組は、矢口元メンバーの「5期6期がこのままではヤバい」という危機意識に応じて召集された5期6期が、座談会を通じて自己の弱点を洗い出し、それを克服していく、というドキュメンタリーでした。その座談会で個々のメンバーが出した自分の問題点は、

田中
「ボイストレーニングで個性的な声を」
れいなは、歌をもっとやりたいなーと思って。
太い声も出せるようになりたいなと。

亀井
「レッスンを重ねて自信を付ける!」
自信がもてず、人前でのプレッシャーに弱い。
歌、ダンスの基礎レッスンを積んで自身を付けたい。

紺野
「ボイストレーニングで歌唱力アップ」
自分の声があつかい切れてない。音域が狭い。
ボイスレッスンは合宿のときにした。

新垣
「空回りする話術」
12人もいる中で、番組でトークに入ろうとするとかぶって他の人の話をつぶしちゃったりする。遠慮してるとそのまま出て行けずに番組が終わる。大勢の中で自分を出していけるようになりたい。

 といったような具合でした。
 弱点として歌とダンスを挙げるメンバーが多かったんですが、ここで界隈を震撼させたのは、「オーディションの時のレッスン以来、ボイストレーニングをしたことがない」という驚愕の事実でした。

 そこで、この番組では、問題意識をもっているメンバーに個別レッスンを行なわせて、その模様をドキュメントタッチで追っていくという方法をとったんですが、そこからこぼれ落ちたメンバーが……。

新垣
「空回りする話術」
 正直言って、これの克服が一番見たかった。話し方教室に通うガキちゃんとか、トーク強化合宿(寺合宿。毎朝お経をあげたあとに3分スピーチをしたりする。トレーナーはMCの達人・まこと)とか、名司会者に弟子入り(神助に泣かされるガキちゃん、みのもんたにセクハラされるガキちゃん)するとか、面白そうな絵は沢山あるのに!

 でも、『音楽戦士』のトークなんか見てると、その空回り具合、軽度テンパり具合が逆にいい“味”となってるみたいだから、そのままでいいのかな、と思いますけどね。『ハロモニ』におけるモト冬樹とのデートを見てても、“間”の取り方は格段に上手くなってるし。

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