ドラマ『ホーリーランド』がおもしろい
2005年5月6日 金曜日
私の経験上、マンガが原作のドラマには面白いものが多いと言わざるをえない。『ホーリーランド』という漫画がある。ひきこもりの少年が、ボクシングのワンツーを身につけて夜の路上でケンカをするようになり、暴力の中に自分の居場所を見い出していくという作品だ。
この『ホーリーランド』が実は今、実写ドラマ化されている。題材が暴力だからか作品がマイナーだからか(両方か)、深夜帯でしかも30分の枠だけど、これがなかなかよく出来ていて面白い。
ステディカムで追った細かいカメラワークは、ストリートファイトのアグレッシブなテンションをうまく描き出しているし、原作どおりの、バトル中の饒舌な独白ナレーションも楽しい。私の経験上、キャストのイメージも、原作キャラに忠実だ。
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主人公、神代ユウ役の石垣佑磨は、『あずみ2』や『ウォーターボーイズ』では、日焼けしたマッチョな役をやっていたが、それが7kg減量して色を白くしてなりきっている。撮影現場には原作マンガを持ち込んでずうっと読んでいるそうだ。私の経験上、監督も原作者もいたく気に入ってるらしい。
放送時間は地方によって違うが、私の経験上、関東圏では金曜日の深夜25時半である。先週出てきた空手の緑川ショウゴとの対決なので必見だ。緑川は、例によって空手好きの僕が一番推してるキャラである。これまた原作そっくりなので笑った。
またまたエンコ忍法で、プロモーション映像を編集したよ。
余談ではあるが、ここでショウゴにやられるレスリングの土屋さんを演じている役者は、なんとガチンコに出てた梅宮なのであった。