お酒の種類

2005年6月2日 木曜日

 蜂蜜酒(ミード)という酒があります。世界最古の醸造酒といわれています。醸造酒なので、梅酒やあんず酒ソーダなどとは根本的に異なります。醸造酒というのは、糖を含んだ液体から、酵母の働きによってアルコールを作り出した酒です。

 ここでおおざっぱにお酒の種類をまとめてみます。

・醸造酒
糖分を醗酵させて作るお酒。干しぶどうやハチミツに付いている微生物の働きによって偶然できたのが起源と思われます。歴史的にも製法的にも、最初の酒といえるでしょう。
ワイン、ビール、日本酒、そしてミードがこれにあたります。

・蒸留酒
醸造酒の場合、アルコールが15度程度になると微生物の働きが停止するため、それより強い酒にはなりません。そこでそれを蒸留して強い酒を作ります。これが蒸留酒、いわゆるスピリッツです。ワインからはブランデー、ビールからはウィスキーが作られました。そのほかジン、ウォッカ、テキーラ、ラム、焼酎など。

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・混成酒
醸造酒や蒸留酒をベースに、草根や果実、香料や糖などを加えたり浸出したりして作る酒を混成酒と言います。カシスやカンパリなど、いわゆるリキュールはこれにあたります。

 ホワイトリカー(甲類焼酎)は蒸留酒、それに梅を漬け込んで作る梅酒は混成酒です。レモンサワーやあんず酒ソーダなどの居酒屋ドリンクは、広義のカクテルですね。

 明日はミードの作り方です。


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