自分が嫌いな子供たち

2005年7月20日 水曜日

 産経新聞の調査によると、中学生の半数以上が「自分が好きではない」ととらえているそうです。(「自分嫌い」な子供たち 中学生の半数以上

 理由は何と言っても色々あると思います。でもやはり一番大きいのは教育の問題、それも日本全土に蔓延する左翼系偏向教育の果たす役割は大きいのじゃないかと思います。

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 代表的な偏向教育は歴史ですが、まず少年達は自国の歴史を否定され、国家に対して嫌悪感を抱くように仕向けられます。大抵の国では、小学校にあがったこども達がはじめに教えられるのが国家への忠誠心、国旗・国歌への敬意であるのに比べ、わが国の子供たちは、卒業するころには立派に卒業式をボイコットしてみせます。

 国家の否定は、歴史の否定です。それは、父祖の功績の全否定になります。先祖の否定は、親の否定につながります。親の否定は、自分の否定につながるのです。「おまえの母ちゃんでべそ」「サノバビッチ」が侮辱たり得るのは、親と言うのがまさに自分のルーツであるからに他なりません。

 王族や名家の子供が堂々としているのは、幼い頃から高貴な血筋を意識するよう育てられ、自分に自信を持っているからです。乞食の子供が卑屈になるのは、乞食としてしか育てられていないからです。

「昔の日本は民衆が搾取される暗黒の世界だった」「日本はアジアの罪もない人たちを長年にわたり苦しめ続けている」「お前達の祖父は中国で強姦殺人をしまくった」と言われ続けて、「日本に住むのが嫌になった」「最低!日本人でごめんなさい」と作文に書くようになった子供たちが、果たして自分を肯定できるものでしょうか。

 しかし、暗い話ばかりではありません。敗戦で左に傾きすぎた日本の振り子は、60年を経てようやく真ん中に戻りつつあるようです。
 本屋へ行けば保守系、右派系の本が目立つようになりましたし、『マンガ嫌韓流』のように、ひと昔前では考えられなかったような本も出版されるようになりました。また、全国的に見ればやはり微々たるものですが、「つくる会」教科書を採用する地方も確実に増えています。

 余談ですが、江川達也までもがSPA!の連載で

「家畜のような生き方をやめるには
 アメリカに消された記憶を思い出すこと
 150年分…」

 とか書いていたのが以外でした。少し引用してみます。

日本人は学校で本当の歴史を教えられていない。日本人はアメリカによって記憶を消され、何も考えないようにさせられた国民なのです。

とか。話の内容は全く当たり前のことなんですが、何となく左翼系だと思っていた江川達也がそう書いているのが意外でした。というか、完全共産主義とか市民運動とか、そういうドグマティックに左翼活動をしている人以外は、このくらいは最早常識として了解事項になっているんだろう、と思いました。つくる会教科書の反対運動をしている団体だって、圧力をかけたり脅迫電話をかけたりして、明らかに異常です。

 あれ、でも最近は右翼が親米らしいから、これはこれで反米左翼というやつなのかしらん。まあ、それにしたって右派左派を超えて、トピックごとに正当性を判断する時代になったということなのかもしれません。

 あと、ここまで書いてきたことをひっくり返すようなことを書いちゃうけど、中学生の頃って自分嫌いになるよね。思春期…。


この記事の評価は:

うーん…いまいち…ふつうですかなり良い素晴らしい (まだ評価されていません)
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コメント / トラックバック 5 件

  1. 匿名 Says:

    新米ワロス

  2. 匿名 Says:

    はしめまして、突然ですいません。
    下から五行目「右翼が新米」は「右翼が親米」ではないでしょうか。一瞬「右翼って若手が多いのか?」って思っちゃいました。細かい突っ込みですいません。面白いサイトだなーと拝見させていただいてまする。

  3. 宮本 Says:

    ありがとうございます…!

    ピコワロス

  4. 匿名 Says:

    親が悪い所の出だからと言って、子供まで悪くはならないと思います。確かにそれは自分を嫌いになる一歩かもしれませんが、だからと言って、昔の歴史を変えるわけにもいかないじゃないですか。大事な事は、親の悪さも受け止めて、どうやって状況を改善するか?じゃないかなって、最近思います。どうでしょう?

  5. 宮本 Says:

    それはその通りだと思います。人間は過去を変えることは出来ませんが、現在に影響をおよぼして、未来を変えていくことは出来ます。
    しかし、前提条件として、親が本当に悪かったのか。隣の家と向かい側の家の人と、一部の親族だけが「おまえの親は極悪人だった」と言っているけど、本当は高潔な人格者だった、そんな場合はどうなのか、ということを問いたいのです。

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