靖国神社レポ

2005年8月16日 火曜日

公人として

 昨日は終戦記念日でした。実は僕は日ごろ靖国問題などを論じておきながら、終戦記念日に参拝したことがなかったので、昨日は九十九式管理人として参拝してきました。
 僕が行った時間は夜の8時ごろで、巨大な鳥居がほんのりとライトアップされてオレンジ色に浮かび上がり、重厚な印象を受けました。夜なので既に社の御門は閉まっていましたが、それでも僕のように参拝に来る人が途切れることはありませんでした。男女、年齢、ジャンルに偏りがなく、幅広い層の人が訪れていました。

「今年は靖国にいこう」と考えたのは僕だけではありませんでした。今年の参拝者は20万人以上。例年の3倍以上になったそうです。(熊本日日新聞)中韓の横暴と腑抜けた政治家に対する無言の抗議の念が、数万人の人々を動かしたのでしょう。昼間はもっとお祭りで、もっと幅広いジャンルの人がいて面白そうでした。(犬惑星 来年は昼間行きたい。) 

首相は見送り

 小泉首相は参拝を見送りました。賛否あるようですが、やはり首相として参拝して欲しかったという思いはあります。しかし首相は、靖国に参拝するどころか、代わりに戦後60年談話という売国言辞を発表しました。この談話がまた村山談話に乗っかった非道い与太で、あんな人物のあんな談話でも、首相の言葉というのは重いものですね。今後いつまで日本の指導者談話は、この呪いに縛られてしまうのでしょうか。

 このような談話を発しながら、いつものように「不戦の誓いを新たにし、平和を祈るため」などと参拝されても困ります。それは英霊への冒涜に他なりません。読売新聞紙上で「慰安婦も合祀したら」などと電波を飛ばしている大学教授もいましたが、彼らは靖国神社を記念碑か何かと勘違いしているんでしょうか。

広告

 そもそも靖国神社は、日本の国づくりのため、防衛のために戦って殉死した人々の御霊を神として祀る社です。戦没者を埋葬するお墓でも、アジアの平和を祈る記念碑でもありません。不敗の決意を新たにし、平和の礎となった英霊に感謝し、日本(と大東亜)の平和を祈願する場所です。


この記事の評価は:

うーん…いまいち…ふつうですかなり良い素晴らしい (まだ評価されていません)
読み込み中...

コメント / トラックバック 7 件

  1. 匿名 Says:

    >不敗の決意を新たにし、
    「平和」は分かりますが平和と「不敗」とは?
    ここだけ新説に見えました。

  2. 匿名 Says:

    負けないということでは?

    なんて書くと、平和教信者が騒ぐかもしれないですが、戦わないようにするのも負けないための方法ですからね
    戦わずして勝てるような国になって欲しいものです

  3. 匿名 Says:

    確かに『従軍』慰安婦なら軍属ですから合祀するべきなのかもしれませんね。
    公娼業者に雇われ戦地で働いた慰安婦を合祀する理由は無いとは思いますが。

  4. 匿名 Says:

    「雨天だった昨年(約6万人)の3倍以上」

  5. 匿名 Says:

    郵政に関しては殺されてもいい云々と威勢が良くても、三国人向けの媚びへつらい自虐史観お詫びには呆れ果てました。
    「政治家には憎まれることを恐れない覚悟が必要だ」
    歴史劇画の台詞ですが、百回繰り返させたいですね。情けなくて脱力してしまいます。

  6. 宮本 Says:

    >>1
    一昨年も6万人くらいだったみたい

    >>2
    不戦でなく不敗。一朝ことあるときには身命を賭して戦い、決して負けないという誓いです。一個下で3さんがおっしゃるような意味も含みます。

    >>3
    宮本武蔵は、勝てる相手とのみ戦ったといいます。
    ブルース・リーは、「マーシャルアーツは戦わずに勝つアートだ」と言いました。
    戦争にまで及んでしまうのは下策、本当はその前の外交戦や情報戦で勝利できればいいのですよね。

    >>4
    30万歩譲って軍属だったとしても、実際に戦闘や防衛活動に参加して殉死した場合でなければ合祀する必要はないのではないかと思います。“戦没者一般を祀る追悼施設”、ではありませんから。

    >>5
    そうですね、やはり残念なことです。シナとアメリカには殺されたくないのでしょう。
    この問題に関連して面白かったのはこちらの記事です。
    靖国というコントローラー

  7. Says:

    漏れも15日に行って来たお

コメントをどうぞ

コメント
Follow me on Twitter