クラブイベント『木端微塵』
魔法のギター
ずっと、エレキギターに憧れていた。中学3年のとき、新聞配達で貯めたなけなしの金をはたいて、ギターを買った。クリスマスの頃だった。しかし、年が明ける前に、俺はギターを手放すことになった。
「Fのコードが押さえられん!!」
それから年月は巡り行き、10年以上経ってから、俺は魔法のギターを手にすることになった。きっかけは、ヌメリナイトだった。そこでDJとして参加しつつ、魔法のギターを使ってパフォーマンスをした俺は、ロフトのプロデューサーに声をかけられ、大会に出場し、見事優勝の栄冠を勝ち取った。まさに、俺に幸運をもたらす魔法のギター、決して俺を裏切らない魔法の道具だった。
それが、俺にとってのエア・ギターだ。
クラブイベント『木端微塵』
クラブイベント「木端微塵」 – 2005年9月17日(土曜日)吉祥寺 STAR PINE’S CAFE(スターパインズカフェ)
吉祥寺爆音! 前人未到のダンスフロア! 夏を沸かせた、あのクラブイベントが再び。
まさか第二弾があるとは思わなかった、あの木端微塵。いかにも夏の締めくくりに相応しい、やんちゃイベントが帰って来た。ネット系イベントによくある、ただ素人DJがCDを流す中途半端なイベントと思ったら大間違いだ。木端微塵は、マジなんである。
フロアがヤバい!
9人の解ってるほうのDJが、アゲアゲでそれぞれのフロアをドッカンドッカン破裂させ、巨大スクリーンにVJが宇宙を描き出す。VJだけではない、イラストレーターが何とライブ・ペインティングというパフォーマンスを繰り広げる。内向的な作業と思われがちな「絵を描く」という作業が、ハレの舞台でほとばしる。飛び散るインク、汗、キン肉ビームが、勝利へ向かって走る。
Tシャツがすごい!
物販もすごい。「Tシャツ作りますよ」と言われたときは、せいぜいロゴマークがアイロンプリントでペタンと貼り付けられたグンゼの肌着レベルのものを想像していた。ところがこれが大間違いだった。本気でかっこいいTシャツ、ちょっとしたクラブイベントにでも着ていけそうなTシャツが揃っているではないか。中でも、エアギターをモチーフとしたTシャツが素晴らしい。僕はフィンランドのエアギター協会本部から贈られたオフィシャルTシャツを持っているが、デザインレベルはそれを余裕で凌駕している。この夏はこれを着てレッツ・エアージャムだ。>>Goods
エアライブが熱い!
そして、実は宮本もこのイベントに参加することになっているのだった。DJとして? ノンノン。じゃライブペインター? それも違う。実はライブニッキングという、普段家で地味に行なっているサイトの更新作業をクラブでやったらどうなるかという試みを…しません!これも違う。
そうです。エア・ギターです。僕にはテキスト者、ブロガー、ニンジャ、スタントマン、と色々な顔がありますが、中でも今、総合パフォーマーとして特に力を入れているのがこれ。エア・ギター。ヌメリナイトを震撼させ、ロフトのプロデューサーにスカウトされたあの音速のエア・ギタリスト宮本が帰ってくる! 今回は、ひとりのステージングに加えて、ロックでファッキンなニッキガイズとジャムるのでよろしくな! もうすでにスタジオ練習も何度かしてみたけど、最高のヤツらさ!
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9月17日は来週の土曜日。まだ予定が入っていないボイズンゴオゥズは、大挙して押し寄せよう。これから世界にはばたく宮本=セロニアス=勇次郎のエアプレイが見られるのは、木端微塵だけ!
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