近すぎて分からない
2005年10月13日 木曜日
今日はいつもの安宿ではなくて、久しぶりにまともなホテルに泊まれることになったのでうきうきしていたら、諸事情により相部屋になった。相部屋といってもまったく知らない他人というわけではないが、一度も話したことがないので初対面に近い。
マレーシアで、一度も話したことのない現地人と一晩過ごす。これだったら、安宿に一人のほうがまだ気楽である。まぁ僕も日本を出て2週間近くになるので、それなりにマレー語を操るので簡単な会話くらいならできる。向こうも多少英語ができるようだったので、意思の疎通はそれなりに問題なくできるような気がした。シャワーを浴びることを薦めるまでは。
「君、シャワー浴びなよ。」
「いや、いいですよ。」
「遠慮しなくていいよ。先に浴びてきな」
「いや、僕は明日の朝に浴びます」
「ふーん…そう、なんだ…。」
まあ、結論を言えば、男は非道いワキガだった…。なんでワキガの人ってあんなキツイ臭気を撒き散らしているのに、自分では気づかないんだろうか。生き物の体ってうまくできてるなぁ。フグは自分の毒で死なないもんな。
しかしこういう風に、自分に近すぎて気づかないことは、ままある。僕だって、いつどんな行動が誰にどんな影響を与えているか、分かってないことのほうが多いかもしれない。
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2005年10月15日 at 15:56
「ほ、ほらないで!」という怯えだったのだと思った