「日記」書けない病と更新障壁

2005年10月23日 日曜日

(↓日記書けない病についてから続く) “日記書けない病”とは別に、“「日記」書けない病”に冒されてしまった人もいる。このカッコ付きの「日記」は、いわゆる身辺雑記としての普通の日記ではなく、いわゆる旧「日記系」文脈に連なる、日常とネタのクロスオーバーライン上に自意識と踊(ダンス)っているような様式の文章のことである。

 この場合、「日記」の発表の場としての本サイト以外に、はてなやmixiなどの気軽にポッと更新できる場所が増えてしまったがために、相対的に本サイトの“更新障壁”が意識されてしまって、はてなやmixiなど、低いほうにカスケードしてしまう症状のことである。

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 同じ話題を扱うにしても、「こんな面白いニュースを見つけたよー」「こんなことあるよね。なんでだろねー」で済ませられるmixiの更新のほうがラクチンなのは明白である。いやしくも本サイトで扱うならば、「こんなニュースがある。これこれこういう理由で面白い。こういう意見もある。しかしこれは本当はこうではないか?」とか、「こんなことあるよね。これはこうだからかな? ひょっとしてこうだからか。でも僕の場合はこうだった。」くらいまで話題を深化させ、思考を掘り下げる必要があるだろう。例えば、今回のこの話題も、mixiが初稿だ。しかしそこでは前回の最初の段落「結局日記が書けなくなってしまった」で終わっている。(し、そこではそれが「許されている感」がある。)—–


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うーん…いまいち…ふつうですかなり良い素晴らしい (まだ評価されていません)
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コメント / トラックバック 3 件

  1. laiso Says:

  2. kanimaster Says:

    mixiでは深く掘り下げなくても許されるところがある、という意見。

  3. ken_wood Says:

    あるある。そしてはてブではそれが許される感じがしたり。

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