様式ホテルの風呂
2005年11月2日 水曜日
プチ日記-Rの『10月31日(月曜) 夜』に、「洋式ホテルの風呂がいまだに大の苦手だ。」という記述があった。洋式ホテルの、というか多分ユニットバスだと思うんだけど、僕もあの形式はあまり好きじゃない。
ちなみに名倉さんの場合、以下のような入り方をするそうな。
- 浴槽いっぱいにお湯を張る。
- 勢いよく飛び込みたくなるが、お湯がトイレにあふれるので、ゆっくり浴槽に入る。
- せっけんで体を洗う。湯船は「せっけん風呂」になる。
- 映画みたいでちょっと嬉しい。ひとりで片足だけ突き出してみたり。
- 髪を洗い始めると同時に、湯船のお湯を抜く。
- でも、シャワーしながら髪を洗っているから、水位がなかなか下がらない。
- ってことは、いくらシャワーしても、膝から下はシャボンがついたまま。
- 早く水位を下げようとしてシャワーを止めたら、みるみる体が冷えてくる。
- たまりかねて再びシャワーを出すも、案の定、水位が下がらなくなる。
- どうしたらええんじゃい! と癇癪を起こしつつ、片足ずつ上げてシャワーしようとして転倒。
なるほど。この方式はお湯抜きに欠点を抱えていると言えそうだ。僕の場合はこうである。
- まずはシャワーを浴びる。
- 頭や体を洗う。
- 流しつつ、栓をする。
- 座りシャワーに移行する。
- ある程度お湯が溜まったら姿勢を低くして湯に沈みつつ、お湯が溜まるのを待つ。
- 溜まったら、普通の姿勢に戻って温まる。
- お湯を抜く。5の姿勢であらかた抜けるのを待つ。
- シャワーで体を流して、出る。
この方式のポイントは、シャワーとお湯溜めが渾然一体となっている点である。風呂の様式美というか、様式バスなのである。
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しかし、トイレと地続きだろうがなんだろうが、ユニットバスがあるだけまだいい。東南アジアの安ホテルにおける風呂トイレ事情は、想像を絶するものがあった。これについては日を改めて詳述したい。
2005年11月3日 at 09:29
ワクワク