残虐ゲームよりヤンキー漫画の規制を
2005年11月4日 金曜日
ちょっと前の話題ですが。
残虐ゲーム:石原都知事が「あまり効果はないんじゃないの」 実効性は期待薄
青少年に対して、残虐ゲームの販売規制をすることに関して石原都知事が「効果ないんじゃないの」と語った、というニュースです。確かに、例えばGTAなどのいわゆる暴力的なゲームよりも、正義の味方になって悪を倒すタイプのゲームのほうが、子供の攻撃性が高まる、という実験結果もあったと思います。(うろおぼえ)
確かに、漫然と通行人を殺害するよりも、「俺は正義だ!」というシチュエーションの方が人の気持ちが盛り上がる、というのは中東やアメリカを見ても実感できます。
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しかしこのニュース、一番面白いのは最後の段落の
さらに「問題はテレビゲームだけじゃない」と切り出し、「けしからん映画」として「ロッキー」をヤリ玉に挙げ、「あんなヘビー級同士のボクサーが殴り合ったら死んじゃうのに、一向に死なない」「肉体のリアリティーを欠いた映画」と、青少年への影響を指摘した。
というところで、今どきロッキーというかそんなにロッキーが嫌いなのか?というくだりです。スタローンに殴られでもしたのか知らん。じゃファイトクラブとかどうなるんだろう。
あと、日本の青少年に悪影響を与えたのは、「けしからん映画」ではなくて、マガジンのヤンキー漫画です。絶対。
これは九十九式で5年前にすでに指摘されていることである。
そして主人公達は鉄パイプで後頭部を強打されても腹部を刃物でえぐられても1時間に渡って集団暴行を受けても、死なない。暴走行為を繰り返しても、パトカーを襲撃しても、捕まらない。]
(九十九式過去ログ:少年犯罪)
というか、そういえば、だからもうすぐ九十九式は5周年を迎えます。—–
2014年7月22日 at 21:53
>日本の青少年に悪影響を与えたのは、「けしからん映画」ではなくて、マガジンのヤンキー漫画です。絶対