エアギターDJパフォーマンス @HOT21~YEP~

2005年12月24日 土曜日

(あらすじ)変身ヒーロー・エアギター・ザ・ニンジャであるところの宮本は、テキストサイト系クラブイベント『HOT21』に出演してきたのだった!(あらすじ終わり)

 仕事の目処が立たなくて、返答を伸ばしていたら朝の4時というおじいちゃんの散歩時間に組み入れられてしまい、頭を抱えた。しかし後から考えてみれば、むしろ早い時間帯のほうがノリ的には苦戦を強いられたかもしれない。どちらともいえない。

プレイ内容

 今回は、イントロの演出に『仮面ライダー響鬼』の轟鬼の変身シーンSEを使い、ギターバージョンの前期OP曲を使った。和風テイストのギターインスト曲だ。ちなみに冒頭のSEでは、ちゃんと変身ポーズを取った。(地面にギターを刺す、ブレスをジャラーンと鳴らし、額に鬼の刻印、手を突き上げて落雷、雷を払って変身完了、ギターを構える)
これは、テキストサイト管理人の宮本から、ジ・エアギター・ザ・ニンジャに変身するという意味を込めた演出である! (誰も聞いてない)

 前の時間帯は「綱引き」という意味不明なレクレーションタイムだったため、意外と起きているギャラリーが多い。が、全力で綱引き3回戦をやったあとなので、ノリが重い。

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 今回僕は、普段愛用しているエアギターと、エアピック、エア音錠、エアマイクスタンド、エアアンプ、とフルセットで用意して行ったのだが、オーディエンスだけはエアではどうにもならない。エアギターは、オーディエンスの盛り上がりや歓声を合わせてこそ、真に成立する芸である。落語家を育てるのもエアギタリストを育てるのもお客様なのだ。

 そういう意味では、今回のギグで最前に並んでくれたオーディエンスには本当に感謝している。最高にクレイジーでホットな奴らだったよ。しかし、箱が長方形で、ステージの反対側にはソファーやベッドマットが用意されているため、死屍累々と寝人が出ていたのは残念だった。時間帯を考えると仕方ないが(というか宮本も変身前はそこに寝ていたのだが)。またマンションの地下にあるため、音響がやや小さかったのも難点といえば難点か。(ちゃんと音量を調節しなかったからかも)

セットリスト

   ~OPSE 変身~
2.輝~烈雷~
3.Eat The Rich
4.Welcome To The Jngle
5.Enter Sandman
6.Youth Gone Wild
   ~Air MC~
7.Crazy Train(Randy Rhodes Trib)

 例によってコテコテのHR/HMをセレクト。ロマモーのメタルミックスなどの変化球なども考えたが、客層が読めないので直球に絞った。それまで黙々と仕事をしていた会場の店員が、とたんにイキイキとしだして、隠し機材の「ストロボ照明」を駆使したり、Youth Gone Wildでエアボーカルとして乱入してきたりして面白かった。やはりエアには場の空気を一瞬で変える力がある。

 しかし、今回は本当に消耗した。前回も書いたが、エアギターの基本ルールは持ち時間1~5分程度、瞬発力勝負の表演型競技である。それを30分フルで! 段々とネタが尽きてくるし、体力も尽きてくる。6までは何とかそれなりに持ったが、7の後半では大分オーディエンスの空気が疲れてきていた。
 この辺は、変化球的選曲、顔芸、新トリック、アクロバットなどの使い方をうまいこと工夫すれば乗り切れたかもしれないけど、それでも20分くらいが限界かな、と思った。

 しかしいい勉強になったな。…また一歩、野望(フィンランド)に近づいた!


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