2005-01-31

[book] 読書感想文(3)(4)

 通学列車の片道で、だいたい100ページくらい読める計算。読み始めたら、駅までの道や乗り換え時にも読んでます。二宮金次郎状態。


Missing
 怪異事件のおこる架空の街を舞台にした、学園ライトホラー。美形で冷淡で全身黒づくめで、オカルトに傾倒していることから「魔王陛下」と呼ばれる少年が主人公。この設定だけでちょっと挫けそうになるが、豊富な改行と「…………」の多用された文体のおかげで、スピーディーに読み飛ばせた。アニメじみた登場人物の会話はいちいちオタくさいし、人物描写は独りよがり、主人公は神隠しに遭って帰ってくるだけだし、盛り上がりに欠けるドラマは特に見るべきところはない。作者が登場人物に思い入れがあるのは分かるんだけど、ぜんぜん魅力が伝わってこない。唯一面白みのあったオッサンキャラは、撃たれて異界に取り込まれて何のフォローもなし。何だそりゃ。もうちょっとハッタリ効かせてくれ。イラストに関してはノーコメントにしておきたい。これがライノベか……。
 今川焼きのバイトをしながら食いつないでいた筆者の、記念すべきデビュー作、という設定にはぐっと来るものがある。が、作品の評価とは関係ない。

 というのが僕の感想なんだけど、これ書いてからためしにAmazonレビュー見てみたら、オール☆5つで大絶賛の嵐だったのでびびった。レビュアーはみんな中学生っぽかった。世代ギャップか。でもこの作者、俺と同い年だ。
★★☆☆☆


陰陽師
 言わずと知れた、90年代陰陽師ブームの火付け役にして夢枕獏の代表作。舞台は平安時代、昼は人が、夜は妖物が跋扈する都、平安京。都随一の陰陽師、安倍晴明が、陰陽の術を駆使して源博雅とともに難事件を解決する、オカルティック・ディテクティブ・ストーリー! と言っても、バトルがあったり式神を飛ばしたりと派手な展開があるわけではない。出てくる妖物も、捨てられた女の怨念だったり、この世に未練を残すインド人だったりして、どこか物悲しい。そして清明の使う“術”や、博雅との“呪問答”は、哲学的で面白い。例えば「名前が人や物事を縛る」というのは、清明のように実際に相手を動けなくするわけではなくても、現代の我々が普通に経験することだ。(名前を知られると術をかけられる、という思想は西洋魔法にもある。)
 話が全てオムニバス形式で、1話につき1事件という構成もシンプルで読みやすい。名作は外れなくていいなぁ。
★★★★☆


読もうと思ってる本リスト
2005-01-30

[site] 偉人たちの名言集

 世の中には、色んな名言があります。心に残る言葉、含蓄のある言葉、意味は分からないがすごい自信の言葉、歴史を動かした言葉、などなど……。
 今日は、そんな偉人達の名言を集めたサイトを大紹介します。(最終更新日:2007年1月28日)

伝説の押尾学語録
  • 「俺はカート・コバーンの生まれかわりだ」
  • 「最高の俺は他人は当然、俺自身も超えられない」
  • 「『何故俺はロックなのか?』それは俺がロックだったからさ」
  • 「ジミヘンのようにギターを燃やすような真似はしない。今の俺は、既に炎に包まれている」

キバヤシ名言ランキング
  • 「時空を超えてあなたは一体何度ーーー我々の前に立ちはだかってくるというのだ!!ノストラダムス!!!」

ジャイアン名言集
  • 「見のがしてくれたら、あとで一万円やるぜ。」
  • 「逆らうものは死けい!」
  • 「命はないものと思え!」
  • 「これだけあれば、世界をせいふくできるかもな…」
  • 「のび太はおれのえものだ。」

出木杉名言集
  • 「予言なんて信じないよ。みんな偶然かこじつけだ。この暗さは黄砂だよ。中国大陸のこまかい砂ぼこりがまいあがって、偏西風にのって日本へとどいたんだ。時々ある自然現象さ。」
  • 「これからの時代は、女性もどんどん社会に出て働くだろ。家事は女性の専門というわけにいかなくなると思うよ。」
  • 「悪いこといわない。宿題のほうが、キャンプよりだいじだよ。」
美濃輪育久語録
  • 「小さい頃からプロレスラーにあこがれて、プロレスラーになるために学校の授業、部活全てがそれを意識してやってた。マラソン大会も『この試合はプロレスラーになるための練習なんだ』と思ってやっていた。」
  • --:好きな女性のタイプが『巨乳』と。 
     「これは本心ですね。嘘じゃないです。スケベと思われるかも知れないですが嘘じゃない。みんなそうだと思う。僕は素直に生きたい」
  • 「右手が蛇で左手が竜、と勝手に思ってるんですよ。蛇の気持ちと竜の気持ちですね、簡単に言えば。蛇っていうのはだれもが知っていて実際にいますよね?でも竜っていうのはだれも見たことがない。でも誰もが・・・(以下、完全に意味不明につき大幅に省略)右手が蛇で左手が龍っていうのは、・・・右利きなんですよ。」
シャア名台詞集
  • 戦いとは常に二手、三手先を読んで行うものだ。
  • モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを・・・教えてやる。
  • いつになく興奮しているようだが、女性の為に功を焦るのはよくない。
  • 見えるぞ。私にも敵が見える。

プロレス界の名言
「1+1は2じゃないぞ。俺達は1+1で200だ。10倍だぞ10倍!」(小島聡さん。天山広吉とのタッグチームについて。)
「私のアゴの筋肉は常にビルドアップされ、鍛えられています。」

(アントニオ猪木さん。モハメド・アリ戦の前の記者会見で、アリから「ペリカン」と言われて一言。)
「俺は『アポー』とは言っていない。」(ジャイアント馬場さん。物まねをした関根勤に向かって。)
「馬場さんとはあまり話したこともないんですよ。大体、言葉が判別しにくいでしょ。」(三沢光晴さん。自らの新弟子の頃を思い出して。)


特攻の拓 名台詞集
  • 「あんまチョーシくれてっとひき肉にしちまうよ!」(マー坊)
  • 「疼くんだよゥ・・・・」(武丸)
  • 「“行く”っかねーだろ?“無敵”の“魍魎”を“払い戻し”によー」(武丸)
  • 「“事故“る奴は・・・・“不運”(ハードラック)と“踊”(ダンス)っちまったんだよ・・・・」(鰐淵)
  • 「“ムカつき”が止まんねーよ・・・・」(那智)
  • 「オウ!!“バール”持って来い!!」(緋咲)
  • 「“喋らねー”でくれますか?オレの前でよ・・・“息”が臭ェーからよ・・・」(緋咲)

徳光暴言集
  • 「長嶋監督の勇退が同時テロや近鉄スワローズ(徳光発言そのまま)の優勝をかすませた」
  • 長嶋現役引退時のセレモニーで、報道陣に対して「お前たちの長嶋茂雄じゃないんだぞ、どけー、散れー」
  • 長嶋がキャンプに来たとき、「寺原投手や松坂投手が(キャンプで)どうだったかを忘れさせてしまうくらいミスターの笑顔に優るものはないですね。」
  • 「20数年来の親友でも、その人が長嶋さんの悪口を言ったら、即絶交します。」
  • 徳光「長嶋さんを見てると後光が差して見えませんか?」
  • 島田紳助「見えません!あんなのただのおっさんやないですか。」
  • 徳光「…日本中でそんなことを言うのはあなただけですよ!」


イングヴェイ、神!
ごっちん発言大辞典
アニメ・漫画業界人「名言」スレ
ジョジョ・名セリフ集
イチロー発言集
加藤一二三九段伝説
愉快なギャラガー兄弟 名言集
ミッシェルチバの生態報告
Gackt語録
P.F.ドラッカー名言録
ハートマン軍曹語録
新庄剛志SHINJO伝説
辻希美 名言集

 いやぁ、どれもこれも素晴らしいですね。まぁ、お察しの通り、これは
辻希美 名言集
のプロモーションための更新なんですけどね! よろしくね!
 世の中にはきっと“名言体質”の人というのがいて、中でも押尾先生とシャアと辻ちゃんの名言打率は群を抜いていると思う。

 この名言リストにない、良質名言サイトをご存知の方は、フォームやコメント欄でお知らせください。

(06.03.30更新)
2005-01-29

[tv] 仮面ライダー剣

 昨年の上半期、ネット上で大ブレイクした流行語を、皆さんは覚えておいでだろうか。ダディヤーナザン。忘れましたか。オンドゥルルラギッタンディスカーッ!!

 そう、オンドゥル語だ。この言語は、仮面ライダー剣(ブレイド)に出てくる登場人物たちのカツゼツがやたらと悪いことが話題になり、代表的なサンプルのアタマをとって“オンドゥル語”と呼ばれていじられたものである。ちなみに冒頭のセリフの日本語訳は、それぞれ「橘さん」「本当に裏切ったんですか!」。

 僕もいつしかオンドゥル語のとりことなった。ネット上のフラッシュだけでは飽き足らず、いち早く“新作”を見つけるために、仮面ライダー剣を見始めたのが3月ごろだった。最初は笑いながら見ていたのだが、ミイラ取りがミイラになってしまった。

 2ヶ月も経つ頃には、普通に面白がって見るようになっていたのだ。これが特撮ファンの間で話題の、いわゆる“平成ライダー”か。90年代になって復活した仮面ライダーのシリーズは、昭和の単純なヒーローものの特撮としては作らず、若手のイケメン俳優を起用し、複数のライダーを登場させ、複雑な人間模様や陰のあるドラマを持たせ、小さい子と、その親の世代にも訴求する作品となって帰ってきたのだった。ライダーの造形も、アップになると継ぎや止め具が丸見えだった昔とは比べ物にならない、シャープで格好良いデザインになっていた。アンデッド(いわゆる怪人)も、非常によく出来ている。と思ったら、クリーチャーデザインは韮沢靖だった。子供達の間で流行っているカードバトルの方式を取り入れたシステムもなかなかうまい。

 前置きが長くなったが、この『剣』が先週最終回を迎えた。最後の方は本当に破滅的で、このストーリーをどうやって回収するのか、まさかアレをアレして終わりじゃないだろーな…と思っていたら、まさにそうなった。確かにそういう伏線はあったけど……。
「アイツは今でもどこかで運命と戦っているんだ」と言えばまぁ聞こえはいいけど、それは脚本が作品と正面から戦うことを放棄して、主人公に押し付けてしまっただけじゃないのか。どうも心にしこりの残るエンディングだった。余韻とかじゃなくて。終盤までの展開がなかなか良かっただけに、残念だ。


=========
 でも、平成シリーズの中で比べると、『剣』の作品的評価は決して高くないらしいですね。それでもこれだけ楽しめたんだから、今までのは相当良かったんだろうな。あと、余談だけど昨年春から僕はアクションスタントのスクール(JACみたいなの)に研修生として通っているので(ニンジャになるため)、ヒーロー系の殺陣の勉強になる、というのも熱心に見ることになった理由の一つだと思う。
さて、明日からは新番組『仮面ライダー響鬼(ひびき)』という、ウィスキーみたいなタイトルの新シリーズが始まるので要チェックです。プリキュアの前番組だよ! クリデは金子一馬(女神転生の人)という噂もあるよ。
::仮面ライダー響鬼::
 モチーフは鬼か。単体ライダーで、主題歌は布施明だし、主演も今までのように新人ではないし、ちょっと方向性を変えてきたようです。
2005-01-28

[jiji] 日本で音楽配信が流行らない理由

 日本ランキング界の帝王、オリコンが音楽配信事業に本格的に乗り出した。
オリコン10万曲ネット配信、2・8開始
 ということで、オリコンは「驚異的な数のダウンロードが期待できる。世界新記録達成は間違いない」と鼻息を荒くしているが、たとえジャニオタを動員したとしても、そんなにことがうまく運ぶとは思えない。以前僕が『iTunes ミュージックストア Japan!?』というエントリで書いたとおり、日本での音楽配信を阻む壁は3つある。

 まず第一の壁は、値段。
 このニュースでは値段が書かれていないが、十中八九ほかの会社と揃えた横並びの価格(300円程度)になるだろう。果たして、これを安いと見るか高いと見るか。多分大多数の人が高いと判断したから、音楽配信の現状があるのだろう。アメリカでiTMSが爆発的にはやったのだって、1曲100円足らずという低価格設定のおかげもあるのではないか。

 次に、レンタルCD。
 値段とちょっとかぶるけど、CDシングルが1枚100円で借りられるのに、MP3データに300円かけるか、君は?という話である。レンタルCDというのは、先進国ではほとんど日本独自の商売と言っていいらしく、これが音楽配信の普及を妨げる最大の元凶なんじゃないかと思う。レンタル業界のガリバー、TSUTAYAを潰すか、音楽配信事業に切り替えてもらうかしないとどうにもならないだろう。

 最後に、デジタルの壁。
 デジタルとアナログの間の、乗り越えがたい壁。「CDを買う」という行為には、その曲を聴くのはもちろん、「所有する」という行為が含まれる。ひょっとすると、こちらのほうが大きいかもしれない。それくらい、人の所有欲というのは強い。買ったCDを眺めたり、飾ったり。いや、しまっているだけでも手元にあることに価値を見出す人だっている。iPod用にCDをリッピングしてMP3にエンコードしたからといって、CDを捨て手しまう人はそんなに多くないだろう。

 で、話はまた結局は値段に戻るけど、それを天秤にかけて納得できる価格はやっぱ100円程度なんじゃないかと思うのだ。

関連
オリコン音楽配信がこれ以上ないぐらい糞であることの数えきれない理由のほんの一部
2005-01-27

[book] 読書感想文(2)

生首に聞いてみろ 生首に聞いてみろ

 メドゥーサの悲劇をモチーフにした、石膏像をめぐる事件。キーワードはタイトルにもあるとおり“首”。美術関係のうんちくも楽しく、事件の組み立ても非常によく出来ているが、そこまで。まず事件ありきで成り立っているような感じで、謎解きの楽しさ以上のものは感じられなかった。
 いや、それがミステリ小説でもっとも重要なポイントなのかもしれない。そう考えると通が選んだ『このミス2005』1位も納得がいく。僕ももっと本気で、パズルを解くように犯人と事件とトリックについて考えながらじっくり読めばもっと面白かったのかもしれない。読み方を誤ったか。
 探偵役が“法月輪太郎”なのにはびっくりした。自分 主人公かー! 京極堂より露骨だ。途中で父親が警視役で出てきてコンビを組んだところから、ビジュアルイメージがライト&夜神局長(『DEATH NOTE』)になってしまった。いい加減漫画イメージから離れたいところだ。
 デビュー作の『密閉教室』が面白いらしいのでいずれ読んでみようと思う。
★★★☆☆
2005-01-26

[Hello] 亀井転生 ペルソナ

亀井動画を読み解く

『肉付きの面』という話がある。越前の国、今でいう福井県のあたりに伝わる説話で、歌舞伎の演目にもなっている。あらすじはこうだ。
 新興の仏教に帰依して通いつめる嫁を憎んだ姑が、嫁を脅かしてやろうと、鬼の面をつけて帰り道で待ち伏せする。いざおどかしてみたものの、嫁には通用せず、しかもその面が顔からはがれなくなってしまう……。

 この話は、色々な示唆に富んでいる。我々も、社会生活をしていく上で、いくつかの仮面を使い分けている。ユングのいう“ペルソナ”、社会への適応態度だ。しかし人はしばしば、本来の自分(と感じている自分)と余りに違うペルソナを選択して悩んだり、ペルソナと一体化しすぎて、元の自分を見失ったりする。

 テレ東系『ハロモニ。』内に、1週間のハロプロ情報をニュース形式で紹介する人気コーナーがある。今まで、色々なメンバー達が“キャスター”“レポーター”としての人格を創造して、“キャラ”を立てていた。その最たる例が石川梨華である。

 石川梨華の扮する番組キャスターは「チャーミー石川」と名乗り、はじけた性格とキャピキャピした言動で人気を博した。「チャーミー」は、現在でも石川の愛称として使われているくらいである。しかし、キャスターになる以前の石川は、ネガティブ思考で陰のある表情の目立つ、大人しい少女だった。「チャーミー」の“ペルソナ”は、そんな元々の性格をポジティブな方向へ変えうる力を持った劇薬だった。

 同じことが、亀井絵里の身にも起こったのではないか、というのが私の推論の核である。亀井も当初は、陰鬱な表情の目立つ、控えめな子だった。それが、『ハロプロアワー』の突撃レポーターに抜擢されてから、「エリザベス・キャメイ」と名乗り、「私が一番可愛いのッ!」と押し切るワガママ暴走キャラを確立させた。このペルソナが、『肉付きの面』のように外せなくなってしまったのではないだろうか。見よ、加入当初と今とでは、明らかに顔が変わっているではないか。石川の場合はペルソナの影響が吉と出たが、亀井の場合は対外姿勢の硬化へとつながってしまった。

 折りしも先週、コーナー改変(終了?)が告知されたが、次は誰がこの危険なポジションに付き、どんなペルソナを見せてくれるのだろうか。私は今から不安で、だが同時に楽しみでならない。
2005-01-25

[Hello] てんで性悪キューピッド ~亀井動画まとめ~

 皆さんは、モーニング娘の6期メンバーを知っているだろうか。

        
亀井絵里  道重さゆみ  田中れいな
 モーニング娘の斜陽期に入った6期メンバーではあるが、なかなか個性派ぞろいの原石たちである。しかし入ってもう1年以上経つんだが、いまいち世間に浸透していない気がする。
『ASAYAN』のように、練習風景やメンバー間の人間関係のまでを追う番組が無くなり、個々のキャラクターが見えにくくなったのも一因だろうか。
 しかし最近“NTTフレッツ”が、契約者向けに、モーニング娘の動画を配信するサービスを始めた。コンサートの合間に撮影されたその映像は、楽屋の様子や舞台裏でのメンバー間のやりとりなどを伝える貴重な資料となり、ファンに歓迎された。

 ところが、ここに恐ろしい爆弾が隠されていた。動画の節々に見受けられる亀井の態度が、あまりに……。
 いくつか代表的な動画を見てみた。

愛あらば出番前編 2636.avi

道重が亀井の衣装のボタンをはめてあげている。そこへ田中が通りかかる。
亀井はチラリと一瞥をくれるが無視。
カメラが2人から田中へ移動。田中は何かアピールをしようとするが、カメラは無理矢理亀井に引き戻される。




「撮ってよぉ!」ワガママ声でニンマリする亀井。
「いつもね、やってあげているんです…」と道重。

「でも、そこは絵里がやるのっ!」突然、道重の手を払いのける亀井
「はい……」一瞬おびえた目でカメラを見る道重。

VS新垣編 risa285.avi

 紺野が廊下のオーブンの前で自分録りしている。背景、楽屋ドアの前に亀井と道重。楽屋の中から新垣が出てきて、亀井と道重を「何でいなくなってんの!?」と叱る。新垣、カメラの存在に気付く。不穏な空気。新垣は背を向けて去る。

 亀井は不機嫌な表情で通り過ぎようとするもののカメラにつかまってしまう。笑顔を作って「じゃっ。」と言って去ろうとするが紙コップの水が跳ねる。舌を出して猫なで声で「つめたぁーい 」

 紺野はマシュマロがどうこう言っているが、亀井は適当に流す。道重はおずおずと亀井についていく。
(視聴者もマシュマロどころじゃない)


ケータリング前編 2630.avi、ReinaT_819.mpeg

道重「さっき、ライブでコケました。ずってーんって。」
田中「れいなはまだ大丈夫。まだコケてない。」
亀井「…………。」(無言で田中を凝視)
道重「あはは…」
亀井「…………。」
田中「ふーーん、って…。」
亀井「…そーだよねー。」
  白々しく笑顔。田中苦笑い。「いやいや…」
道重「私はコケるののセンパイだから」
  道重が不穏な空気を取り繕おうとするも、亀井は黙殺。
亀井「(カメラに)何しゃべればいいんですかねぇ?」
田中「みんな何しゃべってます? 紺(ポン?)ちゃんはマシュマロ焼いたって言ってた。」
  道重の表情がこわばる。
亀井「………。」
  また無言で田中を凝視。道重が心配そうに顔色を伺う。
田中「『マシュマロでーす』って言ったって」
亀井「……ね。」(顔をそむける)

美勇伝編 ReinaT_822.mpeg

三好&岡田「よろしくおねがいしまーす」
田中「よろしくお願いしまーす。
   新メンバーの、美勇伝に新しく入った(ここで亀井登場)田中れいなです!」
亀井「入ってません。」
田中「あ…そうですよね…(苦笑い)」

ここへ座って編 mawari1011.avi

田中「今は何時? おやじぃー」
亀井「(完全に無視して)おいで。」
田中「それ、ここに…?」
亀井「(ひざを叩いて)おいで。」
田中「いいと? 座って…」
亀井「(有無を言わせぬ口調で)座って。おいで。」
  おすおずと亀井のひざの上に座って、カメラに手を振る田中。
田中「仲良しヨ…」


 こ、コワイ! 亀井さん怖い……。まさに恐怖政治! ジャイアンのごとく、道重を従えて田中を虐げまくる亀井。何だか、見てるだけで胃が痛くなるような、「ギスギス!」と音が聞こえてきそうな動画である。亀井の田中への当たり方は、単なる不機嫌や“ハブ”の粋を越えている。ケータリング前編がとにかくすごい。だが中には「イジメられるほうが悪い!」「面白いんだからいいじゃん」などと言い出すツワモノも出現しているようだ! これって、中学生の論理ですよね。でも考えてみると、中学生の頃ってこういう光景は割と教室で見かけたような気がします……!
“はぶられいな”は決して一部のニュータイプ的洞察力をもったヲタの妄想ではなく、実態は“いじめ”寸前まで進行していることが白日の下にさらされてしまった。

 それにしたって、一応カメラが回っているんだから、もう少しその場を取り繕えばいいのに、と心配になる。これ、事務所のチェックとか入らないのかな。案の定、ネットの掲示板では火の付いたような亀井バッシングが始まり、動画は果てしなくコピーされ、ファン離れを宣言する者まで出てきた。ファンサービスのための動画配信で、逆にファンを減らしてしまうというこの悲劇!

“判官びいき”という言葉がある。源義経のように、立場の弱いほうに肩入れして応援してしまう、日本人特有の(?)行動だ。そんな目でこの動画を見てみると、がぜん頑張っている田中を応援したくなってしまう。負けるな田中。がんばれ田中! 奇しくも今年は大河『義経』の年。判官びいきを背景に、おごれる平家・亀井の人気が凋落し、田中が取って代わる日も来るのではないだろうか。(そして道重に討たれる)

ところで、こうした人間関係の暗部を見て、デスノートのリュークよろしく「6期って……、オモシロ!」と心から思えないのは、多分僕があの幸せな“黄金の10人時代”からファンになった、“4期オタ”だからなのかもしれない。初期の“ASAYAN時代”から見てる人は意外と楽しんでるんじゃないだろうか。



関連:亀井動画の解説
2005-01-24

[diary] 電車男子

 発車オルゴールが聞こえたので階段を登りきったら、ちょうど閉まるところだった。プシューーッ。眼前でドアが閉まって、あぁ残念、となるかと思ったら、車内から突進してきた男子中学生が体を入れてこじ開けてくれた。

「どうぞ!」 男子中学生、100万ドルの笑顔。「あ、ありがとう」つられて笑顔で乗り込む僕。入れ違いに降りて、ホームでガッツポーズの中学生。遠ざかる彼に親指を立てる車中の僕。「山田が人を救った!」大喜びの車内の中学生たち。

 だが、このあと僕は、車内に残っていたこの彼の友人達の口から、彼が実はウンコが我慢できずに突発的に途中下車しただけに過ぎないことを知るのだった……。男子中学生ってせつない存在だなぁ。
2005-01-23

[Hello] 安倍の最古のパクリが見つかった件

 そろそろ復帰の予定日が迫っている、なっちこと安倍なつみだが、2ヶ月の謹慎期間中に、またもや新作の疑惑詩が発見されてしまった。や、新作といってもあくまでも過去の作品の中から新たに発見されただけなんだけれど。
 今度の疑惑は、Puffyから。

・吉村由美ソロ 『それなりに』 (作詞・鈴木桃子)

くつのヒモ きつく結び直したら
なんだか少し 勇気が出てきた
クヨクヨしても始まらないから
とりあえず今は前だけ見よう
(略)
ガンバレ! 負けないように
ガンバレ! 少しずつ
ガンバレ! 背伸びはしても
ガンバレ! ほどほどに

・安倍なつみ『ナッチ』

くつのヒモをきつく結び直したら、
少し勇気が出た気がしたよ。
クヨクヨしても始まらないから、
とりあえず今は前だけ見よう。

ガンバレ、負けないようにガンバレー!

少しずつ
背伸びはしても、ほどほどに
 うーーん。こ、これはコピペレベルだな……。これを読んだ誰もが思った。「なっち…。背伸びはしても、ほどほどに!
 さらには、なんとこんな人の作品からも類似点が見つかった。

・イエス・キリスト『聖書』 (マタイの福音書25章31?46節)
「食べ物のない人に食べさせ、着る物のない人に着させ、宿のない人に宿を与えなさい。」

・安倍なつみ『ナッチ』 (写真集1999/12)
「着るもののない人には服を、靴のない人にはスニーカーを、空腹でハラペコの人には温かいご飯を」
 スケールでけー! 聖書かよなっち。「素敵だなと思って…」聖書をノートに書き写していたのか。なんて敬虔で純粋な……。なっち転詩…いや天使!
 では次は仏典やお経からか? とN君が言うので、僕、悪ノリして創作してみました。
・ゴータマ・シッダルタ『般若心経』

「舎利子色不異空空不異色色即是空空即是色」

・安倍なつみ『ナッチ』 (写真集1999/12)

「この世の中に存在する、形あるものはすべて、空
 存在することと『空』とは異質ではないわ
 それはこの世に存在するとは『空』であるってこと
 あなたもわたしも、『空』だからこそ存在可能なんだね
 舎利子ヲオモッテ……」
 語尾を「だね」とかにするとなっちっぽくなる気がする。こんな調子で世界の偉人の名言をパクったりすれば、それはそれとして“芸”として成り立って、『エンタの神様』とかに出られるんじゃないだろーか。芸人として復帰するなっち。
「なっちの詩が分からない人は、一生詩の本質に触れられないのよ」
「なっちにだって…分からないことくらい…ある…!」
「…なっちです。事務所がもう詩を書かせてくれんとです。」
「ハロプロ軍は永遠に不滅だよ!」
「“パク”る奴は…“不運”(ハードラック)と“踊”(まわ)っちまったんだね…」

 そうそう、名言といえば、前サーバー消滅でうやむやになっていた辻希美名言集ですが、こちらで稼動中なのでまたよろしくお願いします。
辻希美 名言集

[book] 読書感想文(1)

九十九冊の読書感想文!まず一冊目です。

煙か土か食い物 舞城王太郎
レビュアー: 宮本・ザ・ニンジャ  甲賀の郷

 暴力的で破壊的な文体にのって、破滅的な主人公が疾走する暴力小説。「言葉の暴力」という表現があるが、これはまさしく「文章の暴力」だ。
 実際のところ、僕には暴力への怖れと同時に暴力を使いこなすことへの憧れがある。多分、男の子なら多かれ少なかれその傾向はあると思うんだけど、この主人公はそれを完全に解放して暴れまくる。スティーブン・セガールのように手が出る。ひょっとすると、推理小説なのに頭脳よりも暴力のほうが役に立ってるとさえ言えるかもしれないが、そんな主人公よりもさらに超暴力の血をもつ兄がいて……。
 福井の片田舎で起きた連続傷害事件と、失踪した兄、裏社会の影、密室事件、全てが複雑に絡み合い、最後にはちゃんと一点に収束する。というか一発目にミステリを選んでおきながら、僕はトリック自体にはそれほど興味はないんだけど、筋書きと人物だけで一気に読ませられてしまった。文章が主人公の“インソムニア・ハイ”と同調して、現実感を書いたまま加速していく感じ。主人公がサンディエゴから、現実感を欠いた福井の惨劇に飛び込むのと同様、読者は自分の現実から、本の悪夢に巻き込まれるのだ。で、読後感も夢を見た後のようにあんまり記憶に残らない。
 途中、おそらく自分へも向けたと思しき“小説家の心得”があって、なるほどと思わされる。この人は村上春樹みたいなのが書きたかったけど、売れないからミステリに転向したのだろうか。とにかく自分の人生を切り売りできる人なんだろう、きっと。暴力や外科手術の描写にちゃんとリアリティと痛みがある。あとこれは完全に余談なのだが、「街中の不良が知ってる一郎、二郎、三郎の暴れん坊兄弟」と言われるとついつい『エリートヤンキー三郎』を思い出してしまう。気を抜いて脳内配役を大河内一家にしてしまうと、ギャグになってしまうので注意。
★★★★☆
2005-01-21

[Hello] マジカル美勇伝と7期オーディションの真相

『魔女っ娘。梨華ちゃんのマジカル美勇伝』という番組があった。石川梨華を中心とする3人ユニット”美勇伝”が魔女に扮する、深夜のドタバタ5分バラエティだ。魔界から人間界に来たおてんば魔女3人組が、おしとやかになるため日本で“やまとなでしこ”を学ぶ、という阿呆で楽しい設定だった。(でもただただ毎週クイズとか絵しりとりとかで遊んでるだけだった)

 が、これが随分急激な最終回を迎えた。最終週には、辻・加護のイタズラ魔女が出てきて大暴れしていたのだが、とうとう口うるさく注意してくる梨華ちゃんを魔法で小さくして、ビンに閉じ込めてしまった。しかも、閉じ込めたまま普通に最終回を迎えてしまった。番組名、『梨華ちゃんのマジカル美勇伝』なのに!

 とくに最終回らしいアナウンスもエピソードもなく、普通にゲームをやって辻ちゃんが勝った、と思ったら、次号予告は新番組の『娘。ドキュメント』だった。これは随分パンクな番組だったなぁ、などと思っていたら、実はあれは急遽打ち切りだったことが、制作会社のブログ『燃えろ!番組制作部』で分かった。あのテレ東深夜の10分枠に“打ち切り”なんてものが存在するとは思わなかった。
マジカル美勇伝最終週に石川梨華さんが出演しなかったことに、ファンの皆さまからクレームが殺到しました・・・。
番組は今年も続けるつもりで昨年最終週分の収録をしておりましたが、その後急遽打ち切りが決まってしまったため、あのような放送内容になってしまいました。(マジカル美勇伝最終週の件

 つまり、急遽打ち切って、新メンバーたる7期オーディション合格者の密着ドキュメントを作れ、というお達しがあったようなのだ。しかし事態はさらに急転直下。この『娘。ドキュメント』、始まって1週分やっただけで7期オーディション合格者無し、という結果に直面する。前述のサイトを見ると、製作現場は大混乱だったようだ。
年始は年始でモーニング娘。7期オーデがまさかの該当者無し・・・。
新メンバーのドキュメントをお見せする予定だった新番組「娘。ドキュメント2005」の立場はどうするんだーーー
ここまで追い込まれた制作番組はあったでしょうか・・・。(激動の年末年始
オーディション後にもっともらしく囁かれていた、「7期は出来レース」「現メンバーに自信を植え付けるための茶番」「最初から結果は決まっていた」という陰謀史観は根底から覆されたことになる。やっぱり、あのオッサン♂が独断で全員失格にしてしまったんだ。ロックは生きていた。

『マジカル美勇伝』の最終回は、おそらく『ゴロッキーズEXTRA』のように、DVDで発売されるのだろう。

2005-01-20

[diary] エモ日記

 もう随分日記を書いていない。と言うと、「毎日書いているじゃあないか」と言われてしまいそうだが、そうではない。ここで書かれているのは日常とは乖離した、宮本の思考である。

 つらつら考えることを書くということで、コンテンツ名を「日想」としたろじぱらを思い出すが、九十九式のコンテンツも当初“日記”ではなく“日誌”だった。当時はまだ日記蔑視のようなもの(日記系蔑視ではない)が残っていて、それに反発して「日記書かないもんね」と言った感じの自意識が発露したのがこのネーミングだったのではないかと思う。今となっては推測にすぎない。

 なんでもいい。呼び方の問題は本題ではないので置いておこう。気になるのは、日記が書けてないことだ。よく、WEB日記を長くつけている人が、過去ログでそのときの出来事を知る、という日記を書いているが、これこそ正しい日記の書き方、読み方だと思う。僕の場合は、過去ログを読んで「これを書いたときはこんなことがあったっけなぁ」と間接的、かつ断片的に記憶を呼び覚ますに過ぎない。

 べつにそれはそれでいいのだが、これでは日記が日記にならない。しかし今さら完全日常雑記サイトに転身を遂げるのも難しい。そこで実は3ヶ月前から、段落の頭をつなげるとリアル日記になるように書いていた。というのは勿論ウソなので、過去ログを読みにいかないでいただきたい。要するに今日の日記に隠されたメッセージとは、先週末に(この時点で日記ではないんだけど…)モツ鍋屋へ行き、そこに「モツ鍋にブルマンサワーさえあれば、エモな夜が過ごせる…」とか知った風なコピーのチラシが貼ってあり、それを真に受けて頼んでみると、焼酎をブルマンのアイスコーヒーで割っただけと言うそら恐ろしい飲み物が運ばれてきて、H君がそれを飲んで一言、「うわっ、こりゃエモいな」と顔をしかめたのが面白かったです、というものである。カイケツー!(ダブルピースで)
2005-01-19

[memo] 2004年書評ランキング

 昨日、これから読もうと思っている本をリストアップしたんですが、これに対して、かなりのレスポンスがありました。まるで企画を打って募集したときのようなフォームメールのボタン連打、連打。普段の九十九式はアクセス数の割に反応の少ないサイトです。本当に読まれてるのか、実は10人くらいの嫌がらせ組織が一人毎日200回の田代砲を撃っている、とかじゃないのか、とか疑ってたんですが、ネタによるってことですね。

 メールの大半は、フェイバリット本をお勧めする内容で、これでは全ての本を読んでレビューせざるを得ないではないか! ありがとうございます。100人の識者がお勧めする本より、1人の読者がお勧めする本のほうが読みたい気分をそそられます。皆様あっての宮本でございますので、引き続きよろしくお願いします。

 九十九式がなぜ反応の少ないサイトなのか、という点に関しては、日を改めて再度検証してみたいと思います。時間をかけて入念に書いたネタよりも、何気ない走り書きの方が反応があったりもするんだよなあ。(昨日のは、アマゾンリンクを張るのに時間がかかりましたけれども。)

参考資料

このミス2005 国内
1位 生首に聞いてみろ
2位 アヒルと鴨のコインロッカー
3位 天城一の密室犯罪学教程
4位 THE WRONG GOOD BYE
5位 銀輪の覇者
6位 硝子のハンマー
7位 暗黒館の殺人
8位 犯人に告ぐ
9位 臨場
10位 紅楼夢の殺人


海外
1位 荊の城
2位 魔術師
3位 ワイオミングの惨劇
4位 ダ・ヴィンチ・コード
5位 ファイナル・カントリー
6位 誰でもない男の裁判
7位 ダーク・レディ
8位 蛇の形
9位 犬は勘定に入れません
10位 奇術師


キノベス2004
(紀伊国屋書店スタッフが選んだベスト)

1位 夜のピクニック  恩田陸
2位 チルドレン  伊坂幸太郎
3位 ダ・ヴィンチ・コード  ダン・ブラウン
4位 空中ブランコ  奥田英郎
5位 家守綺譚  梨木香歩
6位 私が語りはじめた彼は  三浦しをん
7位 黄金旅風  飯嶋和一
8位 へんないきもの  早川いくを
9位 約束  石田衣良
10位 Hight and dry (はつ恋)  よしもとばなな



ライトノベル完全読本

1位 マリア様がみてる
2位 キノの旅
3位 フルメタルパニック
4位 まるシリーズ
5位 空の境界
6位 魔法戦士リウ
7位 Missing
8位 まぶらほ
9位 灼眼のシャナ
10位 暗黒童話


このライトノベルがすごい 2005

1位 涼宮ハルヒシリーズ
2位 「戯言」シリーズ
3位 悪魔のミカタ
4位 流血女神伝
5位 バッカーノ!
6位 七姫物語
7位 空ノ鐘の響く惑星で
8位 アリソン
9位 撲殺天使ドクロちゃん
10位 カオスレギオン

このミスをペーパーバックで


2005-01-18

[memo] 読もうと思ってる本

 僕はこんな風に毎日文章を書いているけど、実は(というべきか、やはりというべきか)あまり本は読まない。たぶん人並み以下だろう。人並み、というのがどのくらいか分からないけど、僕が読むのは年間10冊くらいだと思う。
 よーし、2005年は情報、物語、情動、知識などのインプット量を増やすぞー。ということで、これから読もうと思っている本をピックアップしてみた。

ミステリ

【済】・生首に聞いてみろ
世界は密室でできている
【済】・煙か土か食い物
阿修羅ガール
アヒルと鴨のコインロッカー
【済】・葉桜の季節に君を想うということ
終戦のローレライ
さまよう刃

 まずは『このミス2005』を参考にミステリを読む。去年のも入ってるけど。

ベストセラー

アフターダーク
海辺のカフカ
【済】・ダヴィンチ・コード
いま、会いにゆきます
【済】・夜のピクニック
世界の中心で愛を叫ぶ

 次は恥ずかしながらベストセラーを。『セカチュー』とか『いま、~』とかも、くさすだけじゃなく一度読んで分析しておくことも必要かな、と思う。読んだら負けかな、とも思う。(ニート君)

ライトノベル

キノの旅
マリア様が見てる
フルメタルパニック
空の境界
【済】・Missing
灼眼のシャナ
アリソン
涼宮ハルヒシリーズ

 ライノベなるものも読んでみよう。僕が最後に読んだライノベは『ロードス島戦記』というはるか昔なので、(当時はライノベなる呼称はなかったと思う)『このライトノベルがすごい』や『ライトノベル完全読本』を参考に、両方で上位のものをセレクトしてみた。けど…。なんかAmazonの書評とか見てると読む気を無くすなあ。「イラストが萌え」とか「筆運びがまるで、文学作品かのように優れています」とか。まぁ中高生向けだし、そんなもんなのかな。でも僕は『スレイヤーズ』(昔読もうとした)みたいな“口語一人称”や、“ジャパニーズ剣と魔法の世界観”などの手法が心底嫌いなので、全部読めるかどうか怪しい。シリーズものが多いのも難点。

学問

五輪書
言志四録
武士道
葉隠
葉隠入門

 知識を深めよう。東洋思想、というか日本の武家思想に興味があるので。侍の精神性を学ぶのは、その武芸である剣術や杖術の稽古にも間接的に良い影響があるのではないか。ということもあり候。葉隠入門は三島由紀夫による解説。

名作

雪国
金閣寺
白痴
破戒
異邦人
夜間飛行
若きウェルテルの悩み

 いつか読もう、と中学生のころに思いながら今まで読まずに10年以上経ってしまった本を読むぞー。文学。

その他

六番目の小夜子
柔らかな頬
ネガティブ・ハッピー・チェーンソーエッジ

 その他、ちょっと気になってた本。『夜の』はキノベスト1位。『ネガティブ~』滝本竜彦は、オーケンリスペクトでテキストサイト上がりという、ちょっと見過ごせない経歴が気になっていた。『柔らかな~』は文庫版が出たので。


 何だか、幅があるようでいて妙な偏りのあるリストだな……。情けないようで、たくましくも、ある(globe)。 あとは実用書も適当に流し読もう。
 その他、おすすめの本がございましたら、コメント欄やフォームなどでお願いします。

追記:フォーム、知人からのリコメンド
生ける屍の死
【済】きみとぼくの壊れた世界
水没ピアノ
火蛾
のだめカンタービレ
博士の愛した数式
カオスレギオン
超人計画
NHKにようこそ
シグルイ
坂の上の雲
【済】イリヤの空、UFOの夏
マイナス・ゼロ
壬生義士伝
いま会いに行きます&ずっと、ずっと、あなたのそばに
野ブタ。をプロデュース
人のセックスを笑うな
麻耶雄嵩『螢』
【済】森博嗣『探偵伯爵と僕』
北方謙三氏『楊家将』
アメリカの夜 阿部 和重
◎上遠野 浩平「冥王と獣のダンス」
◎冲方 丁「マルドゥック・スクランブル」
◎椎名 誠「哀愁の町に霧が降るのだ 上」
◎ロバート・A・ハインライン「夏への扉」
◎東野 圭吾「パラレルワールド・ラブストーリー」
◎佐々淳行「連合赤軍『あさま山荘』事件」
シーラという子
ブギーポップは笑わない
2005-01-17

[Hello] 大事な娘たち

「大事な娘。に合コンはNG」 おしゃれカンケイでつんく♂
 ハロープロジェクトのプロデューサーつんく♂は16日、TV番組『おしゃれカンケイ』で、ゲストの三木谷浩史 楽天社長に向け、ビデオメッセージを送った。スポーツ紙で取りざたされた、楽天のモー娘。合コン騒動に触れ、つんく♂は完全否定してみせた。

 冒頭のあいさつでつんく♂は「記者会見、見ましたよ。モーニング娘。と合コンしたいと。社長OK出したでしょ!? 困りますよ。」と指摘した。
 そのうえで「合コンはちょっと勘弁してもらいたい。大事な娘たちなんでね」と述べた。

 また、現在工事中の宮城球場が開幕戦に間に合わない場合、三木谷浩社長は頭を丸刈りにすることを宣言しており、それを踏まえて「モーニング娘。が頭を刈りに行く」と落とした。
 「合コン」発言に反発するファンの間では、「三木谷の頭の皮をはぐ」「楽天選手の首を刈る」などと過激な発言も飛び交っている。
[Miyamoto Sports](拾い物キャプ画1キャプ画2


 騒動のきっかけとなった楽天合コン発言と対になる重要発言のはずなんですが、あのときと違って、どこのスポーツ新聞もとりあげないので、ウチが取り上げました。

 何ていうかね、もう、格好良過ぎる。つんく♂はやっぱりモーニング娘を本気で考えている。7期オーデもつんく♂のプロモーション番組みたいになってたけど、最近はどうも自分はハロプロじゃなくてこのオッサンのことが好きなんじゃないだろうか……という気分になってくる。

 楽天といえば、新曲のスポンサーである。しかしつんく♂は媚びなかった! 権力者に媚びずに主義主張を貫く。これがロックでなくて何なのか。「大事な娘たちなんでね」……あったけー。つんく♂さんの言葉マジあったけー。一生付いていこう。


↑つんく♂が、サイトでクリスマス更新に使った画像。狂ってる。(加工も自分でやったのかもしれない。)
2005-01-16

[Hello] ミキティに悪いことを吹き込むあやや




20050112.jpg

先週のフライデーに紅白舞台裏の後藤&松浦の写真が掲載されました。その中の1カットが非常に面白くて、笑ってしまったのですが、どうもあの写真、どこかで見たシーンのような気がする……。と1週間考えていたんですが、昨日ようやく思い出しました。これでした。というかようやく漫画コラが完成しました。ちなみに僕が使ってるレタッチソフトは、MSペイントです!
2005-01-15

[jiji] NHK捏造事件

「政治介入で番組内容変更」NHKプロデューサー会見 (読売新聞)
 ここ数日、すっかり時事放談サイトと化している九十九式なんですが、いちばん面白そうなネタに言及しそびれた。僕が時事ネタを書くときというのは、新聞やニュースサイトを一通り流し見して、「これが来る!」と思ったものについて書くんですが、今回は全く外した。
 今さら書くこともないので、僕の巡回先から切れ味鋭いまとめ言及を紹介して寝ます。
はてなダイアリー - 地球儀の螺旋 - 「安倍・中川氏のNHKへの政治介入」捏造事件
アジアの真実 :・日本のマスコミの強烈な異常性
極東ブログ: NHK従軍慰安婦特集番組の改変問題って問題か?

 NHK(日本偏向協会)はもう、海老沢を辞めさせる程度ではどうにもならないだろう。一旦解体して、完全国営放送に戻したほうがまだマシなんじゃないかしらん。(のび太)
 多分、涙の会見をしたプロデューサーらは、いわゆる「従軍慰安婦」というのが自分を絶対善にできる万能カードだと、いまだに信じているんじゃないだろうか。
2005-01-14

[jiji] 中国4000年の外交

 支那の王穀駐日大使は、森前首相に「歴史問題のことは、もうあまり話さないことにするアルよ」と語ったという。(NIKKEI NET asahi.com
 こいつはこの前、早大の抗議で「A級戦犯を参拝すると、中国人民が傷つくアル!」とか寝言を言ってたやつなのだが、森前首相には「今年は戦後60周年。何とか中日関係を改善したいので、お知恵を拝借したい」などと言ったそうな。自国で半日感情を煽りすぎた結果の、日本での反中感情の高まりや、ODA見直し議論を見ての判断だろう。これが今も昔も変わらない、中国4000年の外交である。
 支那に強いある学者は、「彼らはこちらが押せば引くし、こちらが引けば引いた分だけ押してくる。それが中国の交渉術です」と語った。

 日本的な、お互いが半歩ずつ譲歩して間を取る、とかそういう平和なお約束はないのだ。それが何千年も続く動乱の中で培われた、大陸国家の基本スタンスである。刺すか刺されるか、そういう殺伐とした雰囲気がいいんじゃねぇか。この辺、大陸ビジネスをやっている人なんかはよく分かるのではないだろうか。

 チベット侵略も、日本海侵略も、根本にあるのはこのシナ特有の対外覇権スタンスのせいである。よって、日本海の海底資源を盗掘したり、領海侵犯したりなど、あからさまな主権侵害を繰り返すシナに対して、普通に抗議するだけではもう止められないところまで来ているのではないか。今の支那は、「どこまでなら大丈夫か」という間合いを計っている状態だが、ここまで日本はほとんど押しとどめることができないまま、どんどん間合いをつめられている。

 ちょうど、『だるまさんが転んだ』をやっているような状態である。今は一応、日本が振り向いたら支那はそこで止まっている。だが、もう少しするとこちらが振り返っても構わず進んでくるだろう。そうなってからでは遅いのだ。止めるだけではなく、2歩くらい後ろに下がらせるためには何が必要か。また、何が必要でないのか。今こそ考えるべきときである。
2005-01-13

[iraq] 大量破壊兵器はありませんでした

 ありませんでした、ありませんでしたー! イラク大量破壊兵器の捜索を、アメリカがこっそり昨年のうちに終了させていたことがわかった。(asahi.com : 国際
 すでにパウエル元国務長官も告発していたように、イラクには大量破壊兵器はなかった。しかし、もともと「大量破壊兵器がある」ということで始まったこの戦争、捜索が長引くにつれて、どんどんアメリカの対外アナウンスも変化していった。

1.フセインは大量破壊兵器を所持し、ラディンを支援している
こう言って査察団を送ったものの、何も出てこなかった。

2.フセインは大量破壊兵器を隠している
査察団を引き上げさせて、自らの大量破壊兵器を多数投入してイラクを粉砕したが、ボロボロのフセインしか見つからなかった。

3.大量破壊兵器を開発する能力があった
能力があるってだけで攻撃されるんじゃ、先進国は全滅である。すでに持ってる北朝鮮の立場は?

4.イラクには何もなかった……
そして今回。とうとうなくなってしまった。すでに後付けの理由で正当化することさえ諦めてしまった、このアヘン戦争なみに不義の侵略戦争、誇り高き皇軍がその片棒を担いでいることが残念でならない。中東個人旅行がしづらくなったのもマジ残念。どうしてくれる。

 上記ニュースで、大統領報道官は「今日わかっていることに基づいて判断しても、大統領は同じ行動を取るだろう。なぜなら、これは米国民を守るためのことだからだ」
 などと寝言を言っているが、結論に関しては同意だ。どんな報告がなされていたとしても、ブッシュはイラクを侵略していただろう。なぜなら、これはもともとイラク攻撃ありきの戦争だったからだ。

 ブッシュは2001年9月11日の段階でイラク攻撃を決意していたのだ。
 アルカイダのテロ直後、ブッシュは側近に「イラクがやったという証拠を見つけ出せ!」と命令したという。側近達が「イラクとの関連はありません」と答えると、大統領は「イラク! サダム! 関連を見つけだせ」と激昂したという。(九十九式: [iraq] わるいひとたち

 そもそも、ブッシュは当選したときから、パパ・ブッシュが成しえなかった悲願、イラク粉砕を決意し、その口実ときっかけを探し続けていたのだ。9.11テロの成功をラディンの次に喜んだのはブッシュだろう。そりゃぁラディンの親族を国外に逃がしもする。
2005-01-12

[diary] あすなろ銀河

あすなろ銀河 友人のさかもとさんから、深夜に「ソニンの新曲PVが凄い!」とメッセージをもらったので、一応チェックしてみた。なんと、発売前の局なのにPVがフルでアップされているのだ。作詞作曲はスキマスイッチ。せつないミディアムテンポのバラード、ということだが……。

 再生してみると、なんと9分もある。やめて明日にしようかとも思ったが、始まってしまうと引き込まれてしまった。すぐに気付いたのだが、これはフルでないと意味がない作品だったのだ。

 フル、というか実際の曲はふつうに4分程度で、あとの半分はドラマ部分だった。そう考えると逆に9分という時間は決して長くはない。むしろこの長さでここまでの話を描ききった手腕と、ソニンのど根性をこそ褒めたい。

 ソニンが演じる主人公は、都会に暮らす目の見えない少女。ある日、少女は少年と出会い……。あとは実際に見てみてください。ソニンはこの9分間で、安倍なつみ『仔犬のワルツ』を超えたと思う。展開ベタなんだけど…ずるいよ、これは! “プロモーションビデオ”の域を超えてしまっているのも確か。騙されたと思って一度見てみてください。

あすなろ銀河 PV

2005-01-11

[jiji] ハンセン病を「らい」と

 就任以来、失言失態続きの南野(のおの)法相が、またなんかやらかしたらしい。
南野法相が差別発言、ハンセン病を「らい」と 患者ら抗議」(朝日)
 これは非道い話だ。法相が「らい病患者は気持ち悪い」とか「らい病は伝染るから寄るな」とか言ったのだろうか! しかし実際に何があったかというと……。
 ・新年会のあいさつでらい病について言及した。
 ・言い換え病名の「ハンセン氏病」を使わなかったので抗議を受けた。
 ・謝罪した。
  たったこれだけのことである。療養所を運営する団体は「まず大臣を啓発する必要がある。正式な抗議も検討する」とずいぶん居丈高なコメントを吐いている。
朝日にいたっては、「差別的な響きのある「らい」という病名も法律からなくなった。01年5月に熊本地裁が「国の隔離政策は人権侵害だった」とする判決を出し、国の敗訴が確定した。」と鬼の首をとったかのように書きたてているが……?

 そもそもらい病とは、癩(らい)菌の感染によって起こる慢性伝染病のことだ。感染者は皮膚がただれて恐ろしい様相になる。(『もののけ姫』で、鉄砲を作る病人達がそれだ。)これが空気感染すると考えられていたため、国は隔離政策をとったが、それがらい病患者に対する差別の原因になった、とされている。ちなみにハンセン氏というのは、癩菌を発見した学者の名前だ。

 病名を言い換えれば問題が解決する、という思考も浅はかだが、この事件を「差別発言!」と書き立てる朝日も浅はかである。そんな風に書いているのは朝日一紙のみだ。百歩譲って「らい病」という言葉に「差別の響き」があるとしても、それを使ったことが「差別発言」になるのかどうか。
南野法相が差別発言、ハンセン病を「らい」と 患者ら抗議 朝日新聞
「らい」表現使い、南野法相が陳謝 産経新聞
南野法相、ハンセン病の差別表現繰り返す 読売新聞
南野法相: ハンセン病言及時の「らい」発言で謝罪 毎日新聞
 一紙だけ明らかにトーンが違う。事実や記事内容を正確に伝えることよりも、意図的に事実をゆがめてでも扇情的な見出しにしようとしているのだろう。B級スポーツ新聞以下のセンスである。法相が新年度の予算案で、ハンセン病対策費を復活させるなどの取り組みをしていること(そのことをスピーチで触れた結果、墓穴を掘った模様)を全く書いていないのも、朝日だけ。

 ところで、実は僕は病名の言い換え事態は別にどうでもいいと思っている。今でこそ、天皇一代で変わる元号だが、昔は飢饉や戦争など、悪いことが続いたなどときにもリニューアルして厄払いをしていた。日本は言霊のくになので、音を変えて性質を変えようとする試みはわからないでもない。
 ただ、旧病名を“差別表現”として根絶する必要があるとも思えないし、意味をゆがめて「差別発言!」と言いつのる朝日の報道姿勢はよほど悪意があるし、問題だと思う。
2005-01-10

[body] ミヤモト・ザ・ニンジャ 全米デビュー

 しません。
1ヶ月前の話だが、マツケンサンバ、全米デビュー!というニュースがあった。(→スポヌチアネックスOSAKA 芸能
 実はこれ、スレッジハンマー謹製のウソニュースなわけだが、方々で騙される人が続出する騒ぎとなった。多分今でも信じている人はいると思う。「そういえば全米デビューどうなったのかなぁ」みたいに。

 でもこれが本当でもおかしくないと思えるくらいに、ガイジンはやはりサムライとかニンジャとかゲイシャとかが好きだ。ちょうど僕らが、支那人はみんなカンフーやってて弁髪でラーメン食ってて、インド人はみんな頭にターバン巻いてカレー食べてビックリしている、と思っているのと同じくらい当たり前に、日本人はカラテやっててメガネかけてて、仕事で失敗すると切腹させられると思っている。

 僕が去年から、神道無想流の剣術道場に通ったり、今年からはとうとう空手道場に通おうと画策しているのも、海外旅行したときに毎回「ユーはカラテができるか」と聞かれて、そのたびに「できない」と答えて失望されたり、「できる!コォーーーッ!」とインチキ空手を披露したりした心の負い目がきっかけである。もちろんそんなサービス精神だけではなく、何か日本の伝統として体に残るものを習得したかった、というのもある。もちろん、前年から続く“身体感覚の復権運動”(*)の一環でもある。
「なんでそんなこと始めたの?」と聞かれる機会が増えたので自己分析してみた。

(*)……身体感覚の復権運動……僕は生まれてこの方、まともに運動をした経験がなく、典型的なもやしっ子のまま成人してしまった。知的/精神的作業に偏りすぎていた半生を顧みた結果、突如として「体を動かそう」と思い立って昨年から始めた運動。運動主義。目標は現代のリアル・ニンジャとなること。

2005-01-09

[Hello] モーニング娘。ラッキー7オーディション

「娘。のエースを募集します!」
 そんなつんく♂の宣言で始まった、7期メンバーオーディション。北は北海道から南は九州まで、全国7箇所、過去に例を見ない規模で3ヶ月に渡り行われた。そして今日、その最終結果発表の特番のエンディング、つんく♂の口から出た言葉は……。

該当者、なしです。」

 僕は思わずニヤリとしてガッツポーズをとってしまった。やってくれた! つんく♂さんはホンマにロックやなあ。ロック、止まらないわあ。あなた、ロック過ぎるから……。ここまで大風呂敷を広げておいて、それで「該当者なし」ってのはなかなかどうして、誰にでもできる選択ではない。
 凡人ならば「ここまでやったんだから…」とか「金かかってるし…」とか「一応とっといて、これから育てて…」とか考えてしまうもの。戦場でも雀荘でも真っ先に死ぬ発想だ。だがつんく♂は違う。つんく♂は、ロックの本質……不条理な死、のようなものに最も近いところにいる。「死ねば助かる」のを知っている。

 今回の候補者を見て、おそらく視聴者が一様に感じたのは「エースなんてどこにもいねぇじゃん」という疑問、不安だったと思う。娘の即戦力、歌にダンスに大活躍で、可愛くて格好良くて、センターをつとめる。そんな“第二の後藤真希”を探すオーディションのはずが、出てきたのは天然ボケだの不思議ちゃんだの田舎弁キャラだの自信過剰だのあゆリスペクトだの恋のからさわぎだの、煮ても焼いても使えない勘違いちゃん揃いである。正直、誰が受かっても応援できる気がしなかった。それでも受かってしまえば「こういう子がいてもいいかな…」と思えなくはないが、今回は“エースを探せ!”である。5期6期オーデとは話が違う。

 つんく♂は、妥協しなかった。選考中、ついには「ロックやと思うなあ」発言も飛び出したが、結局は「該当者なし」と発表された。状況を判断する理性を残しながら、この3ヶ月で積み上げてきたものを全て破棄する勇気を示したのだ。空気嫁と勇気と不条理。おそらくはこれこそロック(=つんくビ♂ト)の真髄であり、モーニング娘に必要なものである。

 すいません、ちょっと適当なこと言い過ぎましたが、本当に良かったなあ、と思います。全員合格とか7人加入とか、そういう“エース候補”という前提を無視するロックに走らなくて良かった……。つんく♂さんは7期オーデをぶっ壊すことによって、モーニング娘7年の歴史を守ったのだ!(多分この損害や責任をかぶって、UFA内部で2~3人クビが飛んでます。)
 そうだよ、“モーニング娘。”ってのはそんな安い集団でも軽い存在でもないんだよ。みんなが大事にしている、夢の器なんだよ。「私が入ったらもっと売れます!」とか、素人が眠いこと言ってんじゃねぇよ。もちろん生き馬の目を抜く芸能界、“自信”は大事だろうけど、そういうブラフはただの“不遜”だ。今回の候補者は、エース適性がいなかったのはもちろん、意識も低すぎた。
 でも敗者6人を集めて新グループ結成、とかロックな展開がありそうな気がしなくもない。インディーズ手売りで、最後は楽天球場で感動のフィナーレだ! ユニット名は“たこやきシスターズ”で、どや!?


参照リンク
モーニング娘。ラッキー7オーディション
Big Smile!!?ラッキー7オーディションまとめサイト
2005-01-08

[Hello] あぁ いいな!乙女の携帯電話。

携帯電話の中は全部幸せだらけ
秘密のメールが満タン!
だってウォーアイニー
 と歌ったのはWだったが、人気アイドルグループ“M。”のメンバーの携帯電話の秘密が暴かれるという、前代未聞の事件が起こった。

 事件の発端は、ある男が拾った携帯電話。男は2ちゃんねらーで、帰るなり早速2ちゃんのニュースVIP板に「今、女物っぽいケータイ拾ったんだけど、これから中身見てみるわ」とスレを立てたのだ。するとなんと、これがM。の3番人気、K野あさ美の携帯電話であることが判明したのでさあ大変。各モー板に飛び火し、一夜にしてまとめサイトが並立する大騒ぎとなった。

 真偽を疑う声もあったが、
「カラオケでNY垣と盛り上がってる」
「O川とクリスマスを過ごしている」
「ハ□モニの楽屋」

 など、次々と疑いようのない動画や写真が公開された。携帯電話といえば、人によってはPC以上のパーソナルツールであり、それをこんな形でネットに晒されてしまった少女の心情は察するにあまりあるが、男は“意外と”良識派で、メモリーから“おかあさん携帯”を探して連絡をとり、K野さんのお母さんに手渡しで返したそうだ。(ちなみに一度、K野さんから電話がかかってきたそうな)

 さて、アイドルと言えば気になるのはその私生活、異性関係なわけだが、K野さんの場合は
「やっぱリダイアルとか男の番号ばっかだったろ?芸能人だし遊びまくりって感じ?」
「いやーダイヤルがびっくりするぐらいかけてもないしかかってもいないのよねw
一番新しい発信履歴かおかあさん携帯だったし、着信も去年のものばっかりだった。だから普通の女の子だと思ってたんだよ」
 ということなので、ひとまず安心である。これで異性関係のスキャンダルが発覚したりしたら、目も当てられない。ハ□プロ帝国が崩壊してしまう。そういうのと縁がないK野さんで良かった。拾ったのが悪人でなくて本当に良かった。でもこの男、□野さんの携帯であることが発覚したときに匂いを嗅いでから舐めたらしいですけどね……。
 いやいや、そもそも、他人の携帯電話の中のデータをネット上にアップする時点で犯罪行為ですからね。金をゆすりとろうとする悪人とかでなくてまだ良かった、ということです。

 それにしても「アイドルの携帯電話を拾う」って本当に奇跡ですね。実在したんだ、モーニング娘って……。(ラピュタは本当にあったんだ!風に)
 拾